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2004 はいさい、うちなー。
沖縄への旅(3)
〜本島南部・糸満へ〜
                                                  04/10/31

沖縄の名物を使ったおにぎり。 屋根の上には貯水タンクが。
美浜の開発地区が一望できる。 遠く浦添の街を望む。
 沖縄3日目の朝、今日も抜けるような晴天が広がる。しかし今日が最終日、午後の飛行機で曇天の大都市・東京へ戻らねばならない。

 朝は少し早起きし、近所のファミリーマートへ。沖縄限定のカップラーメンやおにぎりが並んでいる。「ポーク玉子油みそ」はまさに沖縄のファーストフード的存在だ。

 少し街を歩いてみた。屋上にはみな貯水タンクが並んでおり、グレー色のコンクリート建築物も見慣れたものだ。また車で移動中にはサンセット美浜を見下ろすことができた。夜景はもっと美しいことだろう。

 さらに海の向こうには浦添市なども見渡すことができ、水色の空と濃紺の海によるコントラストにハッとさせられる。永遠とも思われる美しい空と海は沖縄の宝であり、地球の財産だ。

 本島を南に進み、那覇を通り抜けて南部へ。最初の目的地は平和祈念公園だ。沖縄戦で亡くなった全ての人々の氏名を刻んである祈念碑「平和の礎」が扇状に並ぶ。今でこそ澄んだ海風が吹いているが、ほんの数十年前には鉄の暴風が吹き荒れた場所。


まだ新しい施設なのか石碑もきれいな状態で並んでいる。あの時代に何があったのか・・。青い海と青い空は黙して語らず、ただずっと同じように空気を、水を運んできてくれる。


 新設された資料館には見晴らしのいい展望台があり、眼下には息をのむような絶景が広がる。穏やかに、変わらぬリズムで波を打ち続ける海。真っ直ぐに日光を浴び、一遍の曇りもない澄んだ青空。ただ、鉄の砲弾が飛び交っていたのを除くと60年前と何ら変わらぬ光景だ。

 ひめゆりの塔では資料館に入って当時の様子をうかがい知った。まだ10代の若き女学生が、一体どのような思いで勤労に励み、日々戦っていたのかを思うと胸が詰まる思いだ。洞穴に閉じこもりながら爆撃におびえ、すぐ隣で学校の仲間が息絶えているのを見ても、涙すら出てこない・・。感情の吐露もできない異常な空間で彼女達が感じたものを、後世に伝えていかなければならない。


 糸満南部にある喜屋武岬園地「平和の塔」へ向かった。ここでも多くの人が追い詰められて、海に身を投じていったらしい。青い海は、今も変わらずただ波を打つばかりだが、そんな大自然の悠久の営みこそが逆に、戦争の愚かさ、悲惨さを浮き彫りにするのかもしれない。


 最後は沖縄にあるハンバーガーショップ「ジェフ」にてヌーヤルバーガーをいただいた。ゴーヤにポーク玉子が入っていてボリュームたっぷり。那覇空港では名残惜しくオリオン生をゴクリ。青い海と青い空、熱い太陽に別れを告げた。


ーー終わりーー


<食べたもの>
ハンバーガー「JEF・ジェフ」

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