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国立公文書館にて幕末を考える
                                            04/04/18
激動幕末・・あまりお気軽なテーマじゃないと思うが。このへんのギャップが面白い。
 地下鉄の吊り革広告で目にした「激動幕末−開国の衝撃」特別展を見るために、北の丸公園、国立公文書館へと足を運んだ。独立行政法人とのことだが、こんなところにあるなんて、初めて知った。
 なぜ今幕末なのか。なぜだろう。しかしいろいろな問題を考えるにあたって、幕末が大きな歴史上の転換期といえるのは間違いない。「世界最終戦論」の著者・石原莞爾はいう。「ペリーを呼んで来い!」極東軍事裁判において日本の戦争責任がどこまで遡ることが出来るか訊ねられた時に、こう応えた。幕末のペリー来航により日本は開国を余儀なくされ、西洋の帝国主義に習い他国に利益を求めるようになった、というのだ。
非常に的を得ていると思う。ならばこの目で、その時代の空気というものを見てみたくなったのだ。しかし残念ながら館内での写真撮影は禁止。この目に焼き付ける他なかった。ただ、ウェブサイトで詳細なデータが閲覧できるとのこと。

吉田茂 元・首相の像
 興味深かったのは、当時の外国語事情。今のように英語が主流ではなく、 外国語といえばオランダ語のことを指していたらしい。ペリー来航のさいにも「アイ キャン スピーク ダッチ」と片言の英語しか話すことができず、正式な交渉ではオランダ語が用いられたそうだ。「駅前留学」が盛んな現代とは隔世の感がある。

 そうして、幕末の人々に思いをはせながら、せっかくの快晴なので皇居東御苑に潜入を試みた。サクラは散ってしまっていたが様々な植物・花が咲いており、心が癒される思いだ。新宿御苑もそうだが、都心のど真ん中にこんな広大な自然が残っていたなんて、今まで利用しなかったのがもったいない。四季折々の自然の移ろいを鑑賞しに、これからは定期的に訪れたいものだ。


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