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メキシカン・ダーツ&バー「ロスカボス」
                                            04/04/10
ダーツに群がる人たち。たった2台しかないのだ。
 
 〜〜・バーと名乗るものがいろいろある。オーセンティックなショット・バー、ブーム時に増殖したワイン・バー。酸素・バーやウォーター・バーなんていう裏技的なものまで様々だ。そして今、もっとも熱いといわれているのがダーツ・バー。東京のみならず地方にまで広がり、各地で盛んだ。まだ行ったことがない私は、その実態を探るため新宿・ロスカボスを訪ねた。メキシカンを名乗る、竜舌蘭な香りがプンプンするお店だ。


 店内にはなんと、ダーツが2台しかなかったので、次の順番を予約してまずはビールで乾杯。普通のモルツ・生だったが、容器がなんとも粋だ。カクテルを作る際のメジャーカップの形で、ビール400mlが入るくらいのビッグサイズ。これははじめて見た。どこかで売ってるのだろうか。
 20分くらいして、ようやく順番が回ってきた。ほろ酔いかげんなところに、初めてのダーツ。ルール説明を聞いていながらも、今ひとつよくわからない。まあとにかく、中心点に近いところに当てればいいのだろう、と思いながら2杯目にはテキーラを注文した。
400mlほどは入ると思われる
2台のダーツマシン。モニター上部に得点が表示される
うつろな目で、よ〜く的を狙って投げる。単純な動作なのだがこれがなかなか奥が深い。投げるスピードによって放射線の角度が違ってくる。そして微妙な、指との摩擦というか、ひっかかりがあるので、なかなか思ったとおりには飛んでいってくれない。
 得点ルールも面白い。真ん中はもちろん高得点だが、そのまわりの円にも高得点ゾーンがある。ゲーム性が高く、初心者でも楽しめる配慮がなされているのだ。シビアに、競技として追求するもヨシ、酒の肴に、という軽いスタンスもヨシ。懐の広い遊び、それがダーツの魅力となっている。
 男5人が一心不乱に競った。ゲーム料金500円を賭けて。そしてそれは金額以上に、男としてのプライドだ。たかがダーツ、されどダーツ。その昔、男の仕事は狩猟だった。まさにその、生物としての本能をくすぐられる遊び、それがダーツだ。
 もちろん、流行の背景にはそのファッション性がある。若い女性にうけなければダメなのだ。しかし実際に投げてみて分かったこと−そう、ファッショナブルなだけではなく、純粋に、ゲームとして楽しめるのだ。
 そしてダーツを楽しむには、お酒が不可欠だと思う。それもビールやワインなんていうやわなものより、バーボンやラム、テキーラが断然かっこいい。さしつさされつの、ひとときだ。
今まさに投げんとして、振りかぶるK・T氏

ホームページはこちら
http://www.loscabo.com/pc.html


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