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2003フランス短期留学
ボルドーの暑い夏(2)
〜シャトー訪問記〜
                                            04/06/20
 
シャトー・コス・デストゥルネルの外観。東洋的な建物が美しい。 そのコスの畑。あまりの強い日照にブドウは耐えられるのだろうか。
 
サン・ジュリアン村のCHベイシュベル。 マルゴー村の2級格付け、CHラスコンブ。
 ボルドーに到着して一週間が過ぎた。多少フランス語の勉強はしていたとはいえ、右も左も分からない外国生活は想像以上に大変なものだ。
 しかし泣いても笑っても2ヶ月しか滞在できないフランス・ボルドー。じっとしているわけにはいかない。さっそくシャトー巡りでも、ということで週末はボルドー観光案内所が主催するツアーに申し込んだ。午後から半日のコースで2つのシャトーを回り、貸切バスでメドックまで連れて行ってもらえる。2500円程度とお得な内容だ。

 3年前に一度来たことがあるメドックのワイン街道。意外と覚えているもので、入り口のCHラ・ラギューヌの看板など妙に懐かしかった。目的地であるCHラスコンブはマルゴー村にある。しかしバスは観光もかねてサンテステフ村まで行ってくれた。おかげで車窓からいろんなシャトーを見ることができた。

 
幻想的な樽熟成庫。 ワインを試飲させてくれる。
 さて、シャトー・ラスコンブ。マルゴー村の2級格付けながら市場での評価は芳しくない。しかし近年は設備投資も盛んで、年々向上しつつあるようだ。ここでは97年のものを試飲。まだルビー色が濃く、長熟の可能性をうかがわせる。

 この後、シャトーラネッサンにも行ったが写真を撮っていなかった。97、98と試飲をしてお土産コーナーなどをぶらり。そして翌週はグラーブ地区とソーテルヌへ。訪問したのはややマイナーなシャトーだったが、熱心に説明してくれてなかなか楽しかった。


 頭では理解していた貴腐ブドウだが、実際に目の当たりにするとやはりすごい。またどちらのシャトーでも今年の異常な猛暑には頭を悩ませており、同じ畑でも区画によってブドウの成熟に差があるといっていた。「暑い→ブドウの糖度が上がる→出来がいい」という単純な公式は当てはまらないようだ。地道に畑仕事に精を出した生産者が報われる、というヴィンテージになるのかもしれない。

 
人間だけでなくアヒルたちも憩う、ジャルダン・ピュブリック。 マルシェ・デ・カプサンの標識。
 
カンコンス広場の噴水。なにやら神話に出てきそうなシンボルだ。 ジゴー(子羊のもも肉)。
 

 ボルドーといえばワインの街。しかしワイン畑とボルドー市内はかなりの距離がある。ボルドー人にとってワインは身近な存在でありながらも、すぐそばに畑があるというわけではなく、ワインとは無関係に生活する人もたくさんいる。

 街の中心部に位置するカンコンス広場はなんと、ヨーロッパで一番大きな広場らしい。噴水からは澄んだ水が流れ出ており、水遊びをする若者の憩いの場となっている。夏の間はなかなか日が沈まないので格好の散歩場所だった。噴水と柱くらいしかないだだっ広い空間だが、逆にその何もないところにヨーロッパの歴史の重み、フランスのセンスみたいなものを感じることができる。


参考サイト:
フランス政府観光局(ボルドー)

ボルドー観光局
ウェブシティ・ボルドー(仏語)

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