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お食事処
割烹旅館三洋 お多津(岡山・笠岡)
                                            05/5/21
 
純和風な佇まい。 旅館の1階にある。

 カブトガニで有名な岡山県笠岡市。しかしそこに、全国のラーメンフリークが注目するお店がある。お食事処「お多津」、普段は割烹旅館の日本料理店だが、月に何回か特別にラーメンを振舞うらしく、その情報を聞きつけたラーメンフリークが、全国から集まってくるとのこと。

 外観は落ち着きのある旅館といった佇まいで、店内に入るとカウンターの横にテーブル席と座敷がある。中庭には石像などがライトアップされ、とてもラーメンが出てきそうな雰囲気ではない。

 この日は特別に、東京、岡山、広島から集まった方々で貸切の日。ラーメンの提供まで二時間ばかし、せっかくなので瀬戸内の魚を楽しみながら、和やかに酒宴となった。

泡立ちも美しい、陶器のグラス。 身の引き締まった蝦蛄。
酒がよくすすむ、小鰈の南蛮漬け。 脂も乗って旨みたっぷりな地鯛のあら煮。
繊細なおいしさ、キスの塩焼き。

 まだ外は明るかったが、まずはビールで乾杯。小鰯の生姜煮をつつきながら、何が出てくるのだろうと期待に胸を膨らませた。次々に運ばれてくる瀬戸内の魚たち、小鰈の南蛮漬け地鯛あら煮、笠岡名物の蝦蛄や今が旬のキス塩焼きなど。目をまん丸にしてかぶりついていった。

麗しいお猪口は酒をさらにおいしくする。 お酒の最良の供、べいか。

 宴もたけなわ、それぞれビールから焼酎や日本酒へと切り替わっていった。辛子味噌を和えたべいかに合わせて喜平・生貯蔵酒をいただく。フレッシュな米の甘みが心地よい、地元の酒。

脂の乗った鶏肉かしわ。 差し入れしていただいたショートケーキ。ふんわりスポンジが病みつきになる。
糸唐辛子がいいアクセントに。 スープは澄んでいて、丸二日煮込むことによりまろやかな一体感が醸成されている。
それぞれが旨みを主張しながらも、全体には見事に調和している。

 いよいよ真打ち、笠岡ラーメンの登場。鰻の骨や鶏がら、野菜などからダシをとったスープは、一見澄んでいながら旨みは濃厚。様々な風味が折り重なり、うまく調和しながら口の中で広がっていく。

 麺は中細ストレート。特に強い個性は感じられなかったが、それだけにスープの旨みを余すところなく吸い上げてくれる。キュッと締まった鶏肉かしわと、軽く薫香のついた叉焼もコクがあって旨い。

 全体に見事なハーモニーを感じさせてくれる、珠玉の一杯。このためだけでも岡山・笠岡を訪れる価値がありそうだ。

*ラーメン提供情報はこちらをご参照ください。




<瀬戸内の魚、鰻、ラーメン>

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お店データ : お食事処
割烹旅館三洋 お多津 (岡山・笠岡)
参考サイト : 公式掲示板
         Yahoo!グルメ
         MZ's Website
         岡山県内のラーメン情報
住所 : 岡山県笠岡市中央町20-4 割烹旅館三洋1F
Tel : 0865-62-3101
営業時間 : 11:30 - 14:00 / 17:30 - 21:00
        ラーメンは月3回 17:30 - 21:00
        詳しくはこちら
定休日 : 火曜日
JR笠岡駅から徒歩3分 




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