会社へ行く前にいつも立ち寄る、立ち食いそば屋。小諸そばだったり、ゆで太郎だったり、そばよしに行くときもある。しかし今日はこのところご無沙汰していた吉そばをふらりと訪ねてみた。時間のない朝、サクッと春菊天そばで腹を満たそうと考えたわけだ。
券売機で一瞬迷った後、やっぱりゴボウ天そばを注文。なんとなく体が食物繊維を欲していたらしい。「渡る世間は・・」に出てきそうな、いかにもチャキチャキな江戸っ子おばさんに券を渡し「そば大盛りで」と伝える。張り紙にもあるとおり「大盛りサービス実施中」らしい。もっともここ一年ずっと変わってないから、ほぼ無期限のサービスだ。
| そばを覆いつくすゴボウ天。 |
しっかりと馴染ませる。 |
|
職人気質のオヤジがサッとそばを茹で、「あいよ」と言いながら目の前に差し出してくれたゴボウ天そばに、私は目を丸くした。なんて大きいゴボウなんだ!恐る恐る衣をめくってみると、見事な形をした、土の香りがするゴボウが姿を現す。
こんな大きなゴボウが実に6本も入っている。シャキシャキの歯ごたえで噛めば噛むほど幸せを実感できる、大地の恵・ゴボウ。衣も厚すぎることなく、優しくゴボウを包みこんでいる。濃い目のツユに浸ったとき、ゴボウの旨みが全開。もはや「ゴボウ天の入ったそば」ではなく、「そばの入ったゴボウ天」と立場が逆転してしまうほど。
肝心のそばは少し残念なでき。生麺ではなく茹で置きされていて、水気を含んだフニャフニャな食感には脱力感を覚えてしまう。もっともそれだけに腹持ちはよく、食べたあとの満腹感は手軽に醸成することができる。
つゆは甘辛く、濃い目のダシがしっかり効いている。ゴボウ天はもちろん、かき揚げや天ぷらなどが浸かった時に真価を発揮する、典型的な関東風のそばつゆ。それにしても見事なゴボウ天。これを食べるためだけでも、吉そばに行く理由があるというものだ。
お店データ:
そば・うどん 吉そば (日本橋)
参考サイト:公式サイト
gori.sh's立ち食いそば紀行
住所 中央区日本橋室町1-13-1
Tel 03-3279-5298
営業時間 : 不明
定休日 : 不明
三越前駅から徒歩2分 
|
|