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立ち飲み処
うけもち(水道橋)
                                            04/10/15
 
温かい照明がほんのりと漏れている。 焼酎はグラスを渡されて自分で注ぐ。

 朝晩はすっかり冷え込むようになった10月の中旬、水道橋で途中下車した。行き先は東京ドームでもなければもちろんラクーアでもない。立ち飲み処「うけもち」でサクッと一杯ひっかけるためだ。

 水道橋西口を出て靖国通りへ向けて少し歩く。路地裏に入ったところで人々の笑い声が聞こえたら、そこがお店だ。立て看板など道しるべはないので初めて行く際は事前に周辺地図を押さえておきたいところ。

生ビールはサントリー・モルツ。 気の利いたつまみはまさに酒飲み泣かせ。
 金曜日ということもあって7時過ぎにはすでに店内はいっぱい。客層はどう見たって9割5分がサラリーマン。若い女性も2、3人いるが上司に連れられて、というパターンだろうか。

 ここの料金システムはいたって明快。飲み物も食べ物も全品300円で、3000円のカードを購入すれば3300円分注文できる。一品もらうたびに一個スタンプを押してもらうので、会計の煩わしさがなく飲食や会話に集中できる。

ぬめりがあって、ツヤがあるホヤ塩辛 しぐれ煮っぽさがたまらない、クジラゆっけ

 生ビールを飲み干した頃につまみが届く。ホヤ塩辛は絶品だ。独特の滑らかな舌触りで味はやや濃い目。酒飲みの、酒飲みによる、酒飲みのための一品。続いてクジラゆっけ。初めて食べたがゴマ油が効いていてなんとも香ばしく、コクがある。本格焼酎にも負けない存在感だ。

 焼酎は氷の入ったグラスを手渡されて甕から自分で注ぐ。まずはスタンダードな麦焼酎、天盃(福岡)を。穏やかな香り、じわりと染み込む旨さに静かに唸る。続いて米焼酎、天領(岐阜)を。ふくらみのある香りにうっとりしながら、キレのある後味にハッとさせられる、旨口のお酒。どれもみな300円というのは、にわかには信じがたい。焼酎のリストはこちらをどうぞ。

 時間にして30分くらいだろうか、ゆっくりと飲んでお店を出た。店内は客の回転が速く、常に満員で賑わっている。ここに集まっている人たちの屈託のない笑顔を見てとても愉快な気持ちになった。前向きに、明るく楽しく。やっぱりそういう気持ちで飲むお酒が一番美味しいと思う。立ち飲み、バンザイ!酒飲みに幸あれ!


お店データ: 
立ち飲み処 うけもち (水道橋)
参考サイト:公式サイト
       東京グルメ
住所 千代田区三崎町2-15-2
Tel 03-3234-5664
営業時間 : 17:00 - 23:00 (平日)
定休日 : 土・日・祝日
JR水道橋駅から徒歩4分 



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