新宿へのアクセスもよく、交差点には高層オフィスビルがそびえ立つ中野坂上。しかし風情ある商店街は姿を消し、気の利いた飲食店も少ない。
駅の周りにはチェーン店が数軒あるくらいで、青梅街道を高円寺方面に向かってもお店は数えるほど。そんな中、落ち着いた外観がひと際異彩を放つお洒落そうな焼鳥屋「鶏匠」を訪ねてみた。手書きの張り紙「南部美人・冷卸し」という文字に強く惹かれたというわけだ。
| キャベツの量は十分。タレは黒酢か味噌を選択。 |
メニューはなかなか詳細だ。 |
| 味噌ダレが添えられている。 |
少し焦げ目が多いのが気になる。 |
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まずは生ビール。こういうお店はだいたいモルツのことが多い。泡はきめ細かく上々。お通しはたっぷりのキャベツを黒酢につけていただく。
串焼きはせせり、砂肝、軟骨つくねの3本(焼鳥の種類)。せせりはプチッとした食感で脂分が多く、砂肝はザクッとした歯ごたえ。軟骨つくねはボリュームがあり、コリコリの軟骨がジュワッとした肉襦袢に包まれている。
しかし一本の価格がいずれも¥240〜310とやや懐に厳しい。確かに大きめではあるが、そんなに格別な素材・調理法というわけではない。
| 身はとても柔らかい。 |
湯葉の風味が効いている。 |
風味の強い芋焼酎。 |
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二軒目だったのであまり空腹でもなく、さっぱりと鶏湯葉刺しを頂いた。薄っすらと白い線が入ったピンク色の身は鮮度はまずまず。ミルク風味の湯葉をまとい口中では柔らかくとろける。酒は岩手・南部美人・純米吟醸「冷卸し」一合が¥1200。キレがあり熟した旨みも感じられる銘酒だ。焼酎はかめ壷貯蔵・蔵の師魂(芋)を頂いた。こちらは¥600と手頃な価格。
小一時間、サクッと飲んで軽くつまんで¥4160。気軽に立ち寄れるお店ではない。では特別な日に使いたいかというと、そう思わせるだけの特別な料理、素材があるわけでもない。特に酒飲みとしては、お酒の価格に閉口してしまった。ただ時々珍しいお酒も入っているようだし、お店の雰囲気・店員のホスピタリティは申し分ない。TPOによって使い分けるべき焼き鳥屋といえるだろう。
お店データ:
炭火焼・鶏料理 鶏匠 (中野坂上)
参考サイト:ぐるなび
東京グルメ
住所 中野区本町2-51-9
Tel 03-3320-1300
営業時間 : 17:30 - 4:00 (平日・土)
定休日 : 日曜・祝
中野坂上駅から徒歩5分 
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