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しのぶ
たん焼 忍(四ッ谷)
                                            05/1/17
 
暗く静かな路地にひと際目立つ。 明るく光った看板が目印。

 ある寒い月曜日の夜、ふとしたことからJR四ッ谷駅で途中下車した。実は最初、四ッ谷にある広島風つけ麺「ぶちうま」へ行こうとしていたのだ。18時終了と知ってはいたが、“もしかしたら”という淡い気持ちを抱いて店を探した。

 しかし案の定営業は終了しており、あたりは真っ暗。仕方がないので土曜に再訪することにし、このやりきれない空腹感をどうしようか迷いながら、あたりを散策した。

 そこで偶然見つけたのが、このたん焼「忍」だ。パッと目に付く明るい看板に、次から次へと人が吸い寄せられていき、店内は活気十分。月曜日で、駅からも遠いお店なのに席はほとんど埋まっていた。「そういえば、四ッ谷に旨い牛タンの店があると聞いていたが」というのを思い出し、なるほど!と合点がいった。

山盛りの鰹節とネギが嬉しい、冷や奴。 わさびを付けていただくとシャープでメリハリの効いた味に。

 男一人、ちょうどL字型カウンターの角の席に通される。まずは生ビール(アサヒ・スーパードライ)をもらってグビリと喉を湿らす。壁に貼られたメニューを見ながら注文したのは、冷や奴ゆでたんだ。

しんなりと柔らかく、旨みが染み込んだ牛タン、ゆでたん。
 タンにも焼きゆでどて煮シチュー生姜煮塩漬けといろいろあったが、隣のテーブルで食べられていたゆでたんが美味しそうだったのでこれにした。

 冷や奴はしっかり豆腐一丁分あり、鰹節とネギも山盛り。生姜と醤油で合わせれば立派な前菜の役割を果たす。

 いよいよゆでたんにも箸をあてた。するとどうしたことか、ズブズブと箸が埋まっていくような感じで柔らかく、箸が入っていく。繊維にそってサクッと切り分けられたタンを口に放り込むと、ジワリと肉汁が溶け出しながら、柔らかく上品な旨みがゆっくりと口中を満たす。アクセントは粗引きの黒胡椒とわさび。1本筋が通ったように両脇を引き締めてくれる、縁の下の力持ち。

 ビールも飲み干したので冷や酒をチビリとやりながら、ゆでたんを頬張った。分厚いたんが3枚、これでかなりボリュームがある。今度は数人で来店して、いろんなたんを食べてみたい。


安い!牛タンブロック(縦割りカット 大)約450〜580g前後
安い!牛タンブロック(縦割りカット 大)約450〜580g前後
お店データ : しのぶ
たん焼  (四ッ谷)
参考サイト:公式サイト
       アサヒビール・樽生が飲める店
住所 : 新宿区三栄町16 松啓ビル1F
Tel : 03-3355-6338
営業時間 : 17:00 - 23:00 (LO.22:30)
定休日 : 日・祝日
四ッ谷駅から徒歩8分 



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