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西新宿というと都庁や高層ビルのイメージが強く、飲食店というとチェーン店のイメージが強い。 しかし西新宿7丁目あたりはラーメン激戦区として名を馳せており、個性的な飲食店も数多く軒を連ねている。 サラリーマン憩いのお店、立ち飲み処の「おおの屋」は改装されたばかりなのかまだ壁も白く、清潔で新しい。照明も明るく女性一人でも入れそう・・・、いやいや実際の客層は加齢臭を漂わせたサラリーマン戦士たち。
会計は分かりやすい前金制。最初の飲み物には生ビール「キリン一番搾り」を注文、つまみには冷蔵庫から鰺の刺身を取り出した。これに焼きとんを「タン、レバー、せせり」と注文し合計¥840という安さ。
やきとんは一本¥80。やや小ぶりなのは否めないが、タンはプチッとした食感でじわりと旨みが滲み出る。レバーも中は柔らかく、鉄分っぽさが口中に広がる。せせりはコリッとした皮の歯ごたえで脂もちょうどいい。塩加減もほど良くて、サッとつまめる小気味いい串たちだった。 最後に麦焼酎をロックでちびり。銘柄は何か分からないが、それを詮索するのも野暮というものだろう。サントリーから提供された、モルツのグラスに入ったこの焼酎のトホホな寂しさ感が、立ち飲みにはよく似合う。
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