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にこみ屋
なりた(代々木)
住所変更・・・渋谷区千駄ヶ谷五丁目20-19
                                            04/9/8
 
飲食店がひしめき合う路地の一角。

 代々木駅を出て新宿方面に少し歩く。飲食店が軒を連ねる、ガード下のバラック街のようなところに足を踏み入れると、目指すお店「にこみ屋なりた」が見えてくる。目印は赤い四角に白抜きで「煮」と書かれた、SAPPOROの看板だけ。

 もちろん、偶然見つけたわけではない。日頃から参考にさせてもらっているブログ「東京ほどほどレストラン」の記事を見て、いてもたってもいられなくなったわけだ。

 店の前まで来たところで少し躊躇した。本当に狭い。店内にはすでに4名ほどお客さんがおり、自分が入りこむことで空気を乱しやしないだろうか、などと気をもんだ。しかし入った途端に感じられたのは、何とも言えない温かい空気和んだ雰囲気。初めて来たのに何度も来たことがあるような、妙に懐かしい感覚がした。

 優しい笑みを湛えた店主が、一見の私にお店の説明をしてくれる。それにチャチャを入れる常連客もいて、笑いが絶えない。まずはヱビスの生をいただく。手間をかけて3度注ぎされた黄金色の液体を口にした瞬間、ようやく仲間入りができたような気がした。

料理は¥700〜2000、一皿のボリュームがすごい。季節によってもいろいろあるようだ。

 ワインはボルドーの白、CHレイノン01。赤はCHボーモン99と、手堅い品揃え。グラス700円で5杯取り、決して種類は豊富ではないが店主厳選のワインに、はずれはない。その他芋焼酎も5〜6種類無造作に置いてある。どれもみな一癖ある個性的な蔵のもので、酒飲みとしてはつい頬が緩む光景だ。

 ここは、食べ物がすごい。一品だけ注文したのだがサーモンのソテー、クレソンとマッシュルーム添え。ブリのカマ焼きと見紛うくらいのデカさに唖然とする。¥1000でいいの?とこっちが心配してしまうほど。クレソンも山盛りで不摂生な一人暮らしにはありがたい。

 焦げ目がほどよく、肉汁もたっぷり。貪るようにナイフを入れていき、完食したときにはもうお腹が一杯になっていた。他のお客さんが食べていたエスカルゴは、匂いだけで卒倒寸前。ラム肉のハンバーグは300gもあり、プリプリふっくら。ドスンと皿の真ん中に居座っていてまさに目の保養といった佇まい。今度はまた違うメニューを食べてみたいし、友人を誘ってあれこれ食べるのもいい。もっとも座れるのは7名までなので、イスを巡っての激しい争奪戦が繰り広げられるに違いない・・・。


お店データ: 
にこみ屋 なりた (代々木)
参考サイト: グルマン温故知新
   「東京ほどほどレストラン」
住所 渋谷区代々木1-35-1
            ↓
【変更】 渋谷区千駄ヶ谷五丁目20-19

Tel 03-5351-1002
営業時間 : 18:00-2:00
定休日 : 日・祝日
JR代々木駅から徒歩1分 



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