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究極の十割蕎麦と酒
恵み屋(京橋)
                                            04/10/26
 
ひっそりとした裏通りにある。 きめ細かいビールの泡。

 小雨滴る火曜日。蕎麦好き、酒好き、立ち飲み好きにとって聖地ともいえる、京橋・恵み屋を訪れた。多くの雑誌やブログなどで取り上げられていたこのお店、いち早く訪れたいお店だったが人気店ということもありいつも満員御礼。それだけに今日はまさに恵みの雨といったところ。

 京橋駅から徒歩3分、すでに店内は8割ほど埋まっている。みな思い思いに酒を飲んだり蕎麦を手繰ったりしながら談笑している。初めてだったので多少戸惑いはあったがメニューなどは大変分かりやすく、すぐにシステムを理解することができた。自己申告もしくは店員に注文を告げ、自分の席にあるカゴにお金を入れておけばそこから代引きされていく、というシステムだ。

口溶けも柔らかく、旨みがじんわり広がる。 つゆはダシの効いたやや辛口。
形が不揃いなところがいかにも手打ちっぽい。 中盛(300g)で¥480は驚きのプライス。

 まずは生ビールを注文、よく冷えて鮮度もいいアサヒ・スーパードライ。さすが京橋支店のお膝元だ。それをグイッと飲みながら鰺のなめろうをいただく。最初「なめろう」が分からなかったが、要するに鰺の刺身、ネギ、生姜、味噌を合わせて叩いたもので、ネギトロのような食感。絶妙な塩加減で酒にぴったりと寄り添う。

ツルツルッと啜る幸せに浸る。
 酒はかもみどり純米(岡山)を。穏やかな香りで質素な感じ。じんわりとした旨みが優しく広がる。

 もちろんそばもいただいた。そば粉10割使用という恵みそば、普通盛(300g)。ざるの上にこんもりと盛られていてヴォリューム十分。さすが10割だけあって蕎麦の香りもしっかりと立ち昇る。

 形はそれぞれ細かったり太かったりと不揃いだ。どうやら機械で調整しながら蕎麦を搾り出しているとのこと。しっかりとした香りとともに見事なグリップ感。ザラリとした舌触り、噛むほどに広がる旨みに蕎麦本来の美味しさを見出した気がする。

 酒が飲めて、肴も豊富で、蕎麦が旨い。とっておきの楽園のようなお店にまた出会うことができた。少しずつではあるが、酒飲みの嗅覚に磨きがかかってきたのかもしれない。


お店データ: 
究極の十割蕎麦と酒 恵み屋 (京橋)
参考サイト:蕎麦三昧
       東京グルメ
住所 中央区京橋3-4-3
Tel 03-3281-7710
営業時間 : 11:00 - 14:00 / 17:30 - 22:30
定休日 : 土・日・祝日
京橋駅から徒歩2分 



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