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雨が降り肌寒い日曜日、本当はあまり遠出をしたくなかったが、どうしてもラーメンが食べたくなり中野新橋へと向かった。ぽっぽっ屋の何軒か隣に位置する、石垣島塩ラーメンで有名なお店、ラーメン処「華屋」を目指して。 この天気だからなのか、午後1時でも店内はまばら。さっそく注文したのは石垣島塩ラーメンと健康鶏の味付け玉子に、半角煮ライス。 店内にはレトロなビールメーカーのポスターが飾ってあったり、揚げ赤ネギやチャーシュー、石垣島の海塩に関する薀蓄があちこちに張られていて雑然とした印象。BGMはなぜかジャズがかかっており、カオスな雰囲気を醸しだしている。
やや小ぶりの丼で提供されたラーメンの、さっそくスープをすすってみる。塩味の旨みが効いた、ミネラリィなスープ。鶏肉と豚肉のブイヨンからとったダシ汁と、鶏がらと豚骨でとったスープ、それに魚介系のダシも加えた三段仕込みとのこと。なるほど、見た目以上にコクがあり、滋味深い。
麺は特製の中太縮れ麺。ツルツルとしていてコシもあり、スープによく絡む。ただ欲をいえば、細麺の方がよりしっくりと馴染むような気がした。 ご飯ものは角煮が入ったライスを。からしをまぶして全体に良く混ぜると、タレがご飯に染みて絶妙の旨さ。豚肉は柔らかく、脂が乗っていた。一方でラーメンのチャーシューは部位が違うのか、硬めであっさりとしたもの。スープのバランスを崩さないためにも、穏やかなチャーシューがいいのかもしれない。 同じ塩ラーメンというと、広島のMONGOIと比べてしまうが、「複雑な魚介の旨み」という点では一歩譲るものがあるだろう。逆に太めの縮れ麺というのはオリジナリティがあるし、塩のインパクトという点では食べ応えを求める向きにはいいかもしれない。 中野新橋には、まだまだ面白いお店がありそうだ。
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