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BIER REISE '98
ビアライゼ’98(新橋)
                                            05/1/20
 
静かな路地の中に明るいお店。 アサヒの看板が置いてある。

 “伝説のビアホール”と謳われた、銀座の灘コロンビア。そこで旨いビールの注ぎ方を徹底的に学んだという、職人・松尾光平氏のお店が新橋にあるそうだ。その名も「ビアライゼ’98」。ネットを辿っていて初めて知った情報であり、本当に世の中便利になったものだ。

 もちろん私は灘コロンビアに行ったこともなく、松尾さんのことも何も知らない。詳しくはこちらをどうぞ。とにかく、生ビールを美味しく飲ませてくれる、ということほど魅力的なコピーはない。旧式ながら手入れの行き届いたディスペンサーを使い、“粘りのある自然の泡”、“ビール本来の甘み”を上手に引き出す職人技を、この目で確かめるべく新橋へと向かった。

アサヒ樽詰の生ビール。 英国・バス社のペール・エール。 香ばしいアサヒ・スタウト。
瑞々しい甘みのゆでアスパラガス。 酒か焼酎が欲しくなる、アンキモぽん酢。

 木曜日の夜7時。新橋駅の歓楽街から少し離れたところにあるお店だが、すでにお店はほぼ満員状態。一人だったのでカウンターに滑り込むことが出来たが、席を巡っての争奪戦は激しいものがありそうだ。もっとも、いいお店にはいいお客さんが集まるもので、気さくに話しかけてくれたり、席を空けてくれたりとみな優しい方たちばかり。

ジューシーな肉汁が溢れ出すメンチカツ。ソース、キャベツも旨い。
 さっそく生ビールを注文する。アサヒ樽詰<生>という業務用商品だ。まず勢い良くビールを注ぎ、グラスを泡で満たす。その時溢れた泡は、まるでケーキでも作るかのように、専用の棒でサッとすくい取る。再度丁寧にビールを注ぎ、泡を持ち上げるようにして完成だ。

 一口飲んでみると、するすると喉を通り過ぎていく。繊細な泡は優しく、なめらか。飲んだ後には何も引っかからない、抜群の鮮度感。

 料理ももちろん旨い。“つまみ”といっては失礼なほどに本格的な料理で、ゆでアスパラガスなんてホクホクで瑞々しい美味しさ。名物のメンチカツにいたってはボリュームも凄いし、サクッと割ると中から肉汁がジワリと滲み出てきて、あまりの美味しさに興奮が隠し切れない。アンキモぽん酢なども推して知るべし。

 生ビールは4杯ほど勢い良く飲み干した。続いてバス・ペールエールスタウトを一杯ずつ。どちらもやはり優しい泡ときめ細かい炭酸が特徴で、爽快な後味は病み付きになる。財布と二日酔いさえ気にしなければ、まだまだいくらでも飲めそうだ。

このお店を目指して、わざわざ地方から上京してくるビールファンがいるという。ビアライゼ’98を出て夜風に当たった瞬間、私にはその気持ちが痛いほど理解できた。


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お店データ : 
BIER REISE '98 ビアライゼ’98 (新橋)
参考サイト:BB-WAVE.com
       Beer Journal
       関心空間
住所 : 港区新橋5-12-7 富永ビル1階
Tel : 03-5408-8639
営業時間 : 11:30 - 14:00 / 16:00 - 22:00
        土曜(第1・3) 14:00 - 19:00
定休日 : 第2、4、5土曜日・日曜・祝日
新橋駅から徒歩5分 



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