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中華そば
鍋屋横丁 青葉(中野)
                                            04/11/28
 
おなじみの白地に赤い文字で「青葉」と書かれている。 昼時ともなると行列ができる。

 ラーメン好きの間ではあまりにも有名な青葉。中野「ふれあいロード」にカウンターだけのお店として登場したのは1996年のこと。

 当時としては画期的だった、魚介系和風ダシと豚骨・鶏がら系動物ダシとのWブレンドスープをひっさげて、あっという間にラーメン界を席捲した。今では「青葉インスパイア系」と呼ばれる店が後に続くなど、ラーメン界に与えた影響は計り知れない。そんな青葉の支店である「鍋屋横丁店」を訪れた。もう5回くらい通っているが、昼の混雑時を外せばあまり並ぶことはないようで、中野の本店に行くよりこちらに来たほうがすぐに食べられるようだ。

 注文したのは特製中華そば。中華そばに半熟卵が加わり、メンマやチャーシューなどが増量される。850円でこのヴォリュームはお見事としか言いようがない。

ドンブリを覆う3枚のチャーシュー。肉厚で、箸でほぐれるほどの柔らかさ。
ツルツルッとした中太の麺はコシがある。 ペッパリィなチャーシュー。
魚介の香り、動物のコクが見事に一体化。 黄味がとろけた半熟卵。もうメロメロである。

 極太のメンマに、厚みがあって柔らかいチャーシューが3枚も。ナルトも添えられてラーメンっぽさがさらに増す。

食べ終えた後でも不思議と疲れない、上品な後味。
 さっそく香るのは鰹、鯖、煮干から取られた魚介系ダシの風味。これに味噌を入れれば立派な朝ごはんにもなりそうな、日本人の琴線に触れる香りといえよう。

 スープを飲むと動物系のコクも感じられる。チャーシューや煮卵も溶け込んで渾然一体とした旨みが重層的に広がる。

 麺は中太でがっしりとした歯応えの本格派。口中でもゴワゴワとした存在感があり「麺を啜る」というよりも「麺を噛み砕く」といってもいいくらいのコシと弾力。

 チャーシューのトロトロ具合は凄まじい。これだけ別皿に盛れば生ビール3杯はいける。黒胡椒も効いており、ローヌ([2000] エルミタージュ ル・パヴィヨン(シャプティエ))やオーストラリアのシラーズ(ペンフォールズ・グランジ 1982年)など、フルボディな赤ワインにも合いそうだ。さらにメンマも格別の美味しさで、繊維質が細かくザックリとした歯応え。スープの旨みも十分に吸い込んだ名脇役といえよう。

 中野の名店「青葉」。ラーメン界に大きな潮流を作った伝説のお店として、これからも長く語り続けられることだろう。ここのラーメンに出会えたことを、そしてここのラーメンを食べることができる健康な体に感謝したい。ありがとう。


中野本店『青葉』醤油2食入
お店データ: 鍋屋横丁店
中華そば 青葉 (中野)
参考サイト:オールアバウト・ジャパン
       ライブドア・グルメ
       ぐるなび
住所 : 中野区中央3-35-5
Tel : 03-3380-7117
営業時間 : 11:00 - 21:00
定休日 : 火曜日
丸ノ内線・新中野駅から徒歩3分 



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