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用事があって八丁堀にやってきたが、たまたま広島風お好み焼屋を発見したので入ってみることにした。Googleで検索してもまったくひっかからない。都内の隠れ家的お店なのか、あるいはただ知名度が低いだけなのか。 通りにはためいているオタフクソースののぼり旗が目印。そばにはもみじのマークをあしらった看板があり、メニューも置いてある。ランチで¥780とまずまず。なぜかウーロン茶が抱き合わせだったり「広島焼」という表記が気になったが入ってみなければ分からない。意を決して地下への階段を下りていった。
残念ながら鉄板の前には座れない。もっとも前に座ったとしても鉄板と客席の間にはかなりの距離があり、とても直接食べられそうな雰囲気はない。この時点で少し嫌な予感がした。焼く手際は悪くない。生地を引きキャベツ、モヤシ、豚肉は2枚を置く。その間に麺を茹でて、鉄板上で少しだけほぐすように焼く。その上に本体を乗せ最後に玉子というスタンダードなタイプ。あまり押さえつけずにじっくりと蒸らす感じだ。
そばはやや水っぽさが残る茹で麺で、コシはあまり強くない。焦げ目もほとんどついておらずすっきりとした味わいで、ツルツルの喉越しが楽しめる。 キャベツの量は少ないがなかなか甘みを含んでいて瑞々しいおいしさ。必要以上に押さえつけないほうが水分が均等に行き渡り、ふっくらとした食感に仕上がるようだ。
野菜の中にはとろろ昆布が入っており、磯の風味を感じさせてくれる。豚肉もなかなか肉厚でジューシーなものだった。やはり鉄板で食べられないだけに香ばしさ・野性味には欠けるが小奇麗なまとまりには好感が持てる。サイズも小さめなので夜におつまみとして食べるのにはちょうどいいかもしれない。
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