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お好み焼 YANAGAWA
柳 川(広島・沼田)
                                            04/12/29
 
柳川という店名には高級感がある。 天井も高く広々とした店内。

 年の瀬も押し迫った12月下旬の広島。実家に帰ってまず向かった先は近所のお好み焼屋さんだ。

 オープンして間もないお好み焼「柳川」はコンビニを改装した広いお店。まるで流行りの和風居酒屋のようなモダンな佇まいで、木の質感を生かした色使いや暖かい照明など、来店客が寛げるような工夫が随所になされている。

 聞くとインテリア、デザインはプロであるご主人が設計したとのこと。「美味しいお好み焼を、暖かい空間で、ゆっくり寛いで食べて欲しい。」そんなメッセージがどこからとなく漂う、リラックスできる空間。

おでんは一串80円から。 きめ細かい泡が嬉しい。 魚粉をまぶして香ばしさを。

 お昼ではあったが、コンニャクをつつきながらアサヒ・スーパードライを。柔らかな泡ときめ細かい炭酸はサーバー管理が行き届いている証拠で、西日本ADSの仕事ぶりがうかがえる。ワインはカリテラ、焼酎は一番札という、典型的なアサヒ党のお店。

 注文したのは肉玉そばに天カス、ネギ入り。生地をひいて魚粉をまぶし、やや大きめに切ったキャベツをたっぷり乗せてモヤシと少しの天玉と豚肉を置く。

血色のいいキャベツを豪快に盛る。 豚おろし肉は3枚。
1,2,3でひっくり返し、 エイヤッ!で着地する空中返し。
麺は細めの茹で麺。あまり焼きすぎない。 ネギは細かいものが山盛りに。

 麺は日清の蒸し麺だが、細身でなかなか粘りのあるそば。あまり焼き付けずにキャベツの下へ潜り込ませ、瑞々しさを保っている。全体を強く押さえることはせず、自然の重みで野菜はしんなりと柔らかくなり甘みを帯びる。

肉玉そば580円は良心的。 ソースはオタフク。甘めでコクがある。

 ネギかけは惜しみなくたっぷりとかけてもらった。ソースの香ばしさ、玉子のコク、ネギの清涼感などが複雑に絡み合う上品な旨さ。

全体にきれいにまとまっている断面。
 ヘラを入れるとスーッと切れてゆき断層が姿を現す。ここでもキャベツは柔らかく、そばは表面だけカリッとした食感。天カスによる豪快な旨さが、お好み焼のB級度を加速させてくれる。

 小分けにしては、ヘラのまま口へ運ぶ。あまり圧縮させていないわりにはつなぎが良いのか型崩れしにくく、野菜と肉とそばが口の中でハーモニーを奏でてくれるのだ。

 「キャベツが高騰して1玉498円もしたんよ。でも、それじゃけえゆうてお好み焼を高くするわけにはいかんじゃろ?」屈託のない笑顔でカウンター越しに話しかけてくれる、きさくな母と娘。口を動かしながら手も休めない二人の焼き手は息もピッタリだ。やっぱり、「近所のお好み焼屋」とはこうあるべき、なのかもしれない。


広島風お好み焼(冷凍)−6枚セット−
お店データ:YANAGAWA
お好み焼 柳川 (広島・沼田)
参考サイト:なし
住所 : 広島市安佐南区沼田町伴3591-3
Tel : 082-848-5026
営業時間 : 11:00 - 14:00 / 17:00 - 21:00
定休日 : 木曜日
アストラム伴中央駅から徒歩3分 




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