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首都圏で広島のお好み焼きを探すのはなかなか難しいが、埼玉ともなるとさらに数は少なくなる。ネットで検索してもあまりヒットしないし、グルメ本にもほとんど紹介されていない。 そんな時は足を使っての街歩きが有効だ。大宮は東口の繁華街を回り、さらに氷川神社の参道へ。そこで目にとまったのがオレンジ色ののぼり旗、“お好み焼”の文字が誇らしげにはためいている。落ち着いた外観の広島お好み焼「やき屋おたふく」を訪れた。 カウンターに陣取って作業工程を眺める。まず生地をひき鰹節を散らし、その上に粗めに切ったキャベツを。そんなに大盛りではないが首都圏で680円(肉玉そば)という価格を考えれば妥当なボリューム。さらにとろろ昆布と豚バラ肉とモヤシを載せてひっくり返し、時間をかけてジワジワと蒸しあげていく。すぐに押さえつけたりせず野菜の旨みを引き出したあと、最後にギュッと一押し。無駄な水分を飛ばし味の凝縮度を高めていく。
その間に別の場所で麺の準備を。中華用生麺を茹でた後に鉄板上で焼き色をつけ、塩と胡椒と調味料でしっかり味付け。片側をパリッと焼いて香ばしく仕上げるのが特徴だ。 そばの上に本体を載せ形を整えた後、鉄板に卵を落としそこへ本体を置く。最後にひっくり返してオタフクソースを塗り細かく刻んだネギを散らして完成。コテでサクサク切ることができ、キャベツは瑞々しく適度な甘みがあるのだが、若干の火力不足は否めず、水分が残ったどこかポッチャリとした印象。もう少しパリッとした食感が欲しいところ。 トッピングにはイカ天を追加、これがB級的要素を強め全体的な味の濃度を高めてくれた。他にも海鮮類やもち、チーズなど各種トッピングが用意されており、基本形がプレーンな味だけにいろいろ試すと面白そうだ。 ご意見・ご感想は掲示板へ! <広島風お好み焼・広島の酒>
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