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広島の人にとってお好み焼は特別な存在だ。近所のおばちゃんが焼いてくれるお好み焼は、いくつになっても忘れられない思い出の味。 進学や仕事の都合で広島を離れると、お好み焼は故郷を思い出させてくれるアイテムとして、より一層輝きを増す。今では空港や新幹線のお土産売場などでパック詰めの商品が手に入るものの、やはり熱々を鉄板の上で頬張りたいもの。広島駅新幹線口に降り立ち、東区消防署の向かいにある「みっちゃん光町店」へと足を運んだ。 広島市内には「みっちゃん」と名の付くお店は多数ある。八丁堀にあるのが総本店でオーナーの井畝(いせ)さんがコテをふるうことも。この光町店は総本店の店主の娘婿さんがやっておられるそうで、食材などはほぼ同じだが焼き方には多少違いがあるそうだ。調味料控えめの、上品なあっさり味という印象。
注文したのはそば肉玉。まず生地を引き鯖節、キャベツ、天カス、モヤシ、豚バラ肉と積んでいき、すぐにひっくり返す。そのまま抑えることはせずじっくりと蒸し焼きにして、キャベツの甘みを引き出すという寸法だ。 麺は生麺を使用。茹で上がった後鉄板に広げるのだが、ほぐすようなことはせず円形に整え、片面だけをパリッと焼いていく。ラードなど調味料は少なめで、野菜の味を邪魔しない上品な仕上がり具合。 麺の上に本体を載せ、麺の側を卵で閉じて完成。青海苔を少々振るだけで、あくまでも素材重視。瑞々しくホックリと甘いキャベツに舌鼓を打ちながら、広島のお好み焼を堪能させていただいた。 ご意見・ご感想は掲示板へ! <広島風お好み焼・キャベツ>
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