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ondo・おんど
旬のもの・和のもの 隠 戸(中町)
                                            05/7/1
 
綺麗な入り口。 盛り付けも丁寧だ。

 雨が降りしきる梅雨空の広島。男4人で膝を付き合わせた飲み会は、中町の和食店「隠戸」で行われた。角部屋の個室を借り切っての2時間飲み放題、旬のもの・和のものが次々と運ばれてくる。

 開店して一周年とのことだが、ピカピカに磨かれ手入れされた店内は、ホッと心を和ませてくれる。店名の「隠戸」は当て字で、広島県呉市の音戸(おんど)の素材を使った、旬の和食屋さんということらしい。またここでは〆のご飯が自慢らしく、自家製米した無農薬の米をお酒の仕込み水で、その日に使う分だけを炊き上げるというこだわりぶりだ。

 まずはビールで乾杯しながら、ホックリ香ばしい焼き枝豆に手を付けた。レモンのように見えるのはなんと鱧の子のゼリー。シャーベットのような食感がなんとも爽やか。

コリコリ活きのいいお刺身。 ホックリ柔らかい野菜の煮物。
大地の恵みが口いっぱいに広がる。 柔らかいイカがたっぷり。

 お刺身は鯛、ハマチ、太刀魚の三品。コリコリとした歯応えで弾力もあり、生臭さは微塵も感じられない新鮮なもの。焚き合わせの煮物にはカボチャや茄子、ほうれん草など。挽肉の餡かけに包まれて、ホックリ優しい野菜の甘み。

 そしてこれぞ“素材の旨み”と一同が唸ったのが、生のトウモロコシだ。焼肉店などではややもすると邪魔者扱いされがちだが、瑞々しい甘みを讃えたトウモロコシは、名誉挽回とばかりに力いっぱい旨みを表現する。柔らかいイカダンゴを頬張りながら、冷酒、焼酎と酒も進んでいった。

酢醤油仕立ての冷たいくずきり。 山葵の効いた、優しく温かいお茶漬け。
焼酎に合わせたい角煮パイ。

 旬のものが少しずつテーブルに運ばれてくる。基本的には和食なのだが、唯一趣の異なる皿がこの角煮パイだ。パイ生地の中からホクホク甘い豚の角煮が顔をのぞかせる、ボリュームある一品。添えられたソースもワインヴィネガーの効いた香ばしいもの。

 冷たいくずきりを挟んで、いよいよ締めのお茶漬けが運ばれてきた。香ばしい釜炊きのごはんに大葉、エノキ、あられが散らされた、心から温まれる和みのお茶漬け。郷愁といったら大げさだろうが、日本人の琴線に触れる特別なご馳走といっていい。

 最後は梅のゼリーで口直し。店員さんによる説明が少なかったのが残念だが、繊細な料理が色々楽しめる、大変居心地のいい空間だった。


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お店データ : Ondo・おんど
旬のもの・和のもの 隠 戸 (中町)
参考サイト : jenneの日々(blog)
         eグルメひろしま
住所 : 広島市中区中町3-21
Tel : 082-249-2010
営業時間 : 11:30 - 13:30 / 17:30 - 24:00
定休日 : 日曜日
広島市内電車「袋町」駅から徒歩5分 




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