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親友の門出を祝う
                                                2004/5/23

 5月23日、中学校以来の親友が結婚式を挙げた。眩しかった。カッコよかった。そして、嬉しかった。まるで自分の事のように。
 場所は代官山のレストラン「La Venus」。シェフはTVのグルメ番組にも登場するくらいの確かな腕前。二人の門出を祝うのに申し分ないステージが用意された。


←入り口に設けられた看板。自作なのだろうか、微笑ましく可愛らしいイラスト。「手作りの披露宴」という感じが伝わってくる。
→場所は代官山のレストラン「La Venus」。こじんまりとした入り口だがさりげなく飾られた花が美しい。 ↑新郎・新婦が入場。二人とも笑顔で伸び伸びとしていた。なぜか自分の方が緊張してしまう。
曇りがちな天気だったが、二人の門出を祝う思いが天にも届いたのだろうか、一筋の光が差し込んだ。


 滞りなく披露宴は進行する。新郎も、新婦も落ち着き払った様子で笑顔を絶やさない。祝福される側の二人だが、終始ホスピタリティに満ち溢れていた。この気配りに、多くの人が惹きつけられるのだ。


←「一期一会」とかかれたケーキに入刀する瞬間。まず最初の、二人での共同作業だ。我々も固唾を呑んで見守る。
→「結婚式の証書」を披露。たくさんの人に祝福された二人は、自然に頬が緩む。名前が書かれた紙切れに過ぎないかもしれないが、現時点ではこの世で一番大切な紙切れのはず。 ↑無事ケーキ入刀が終わり、安堵の表情。これからいろんなことを、二人三脚で乗り越えていって欲しい。
↓各テーブルを回られる両家のご親族の方々。身内のものにしか分からない、様々な思いが胸に去来したことだろう。最高の親孝行に違いない。
←あいさつに立つシェフ。最高の料理を、最高の笑顔、喜びが集う場で提供できて、まさに料理人冥利に尽きるというもの。


 料理の内容にも触れておきたい。季節の旬を取り入れつつ、繊細な味付けで体にも優しい滋味あふれるコース内容だ。特に野菜の旨みをここまで引き出すのは並大抵のことではない。素材を厳選し、その活躍場所を心得ている料理人だからこそできる技だ。


←「白身魚(タイ)のカルパッチョ仕立て・シェフスタイル」見た目にも鮮やかな一品。マスタードの効いたソースが全体を引き締める。スパークリングと絶妙のマッチングを見せた。
↓「オーストラリア産子羊骨肉付き背肉のロースト香草風味」いわゆるラム肉だが子供なので肉が柔らかい。表面の薄い衣と肉汁が絡んで、もうどうしようもないくらい旨い。 ↑「いろいろな春野菜のスープ」まさに滋味あふれる一品。大地の恵みを実感できた。
↓デザートも秀逸。ショコラにはスーッとフォークが入り、トロトロの美味しさ。カスタードも極上物だ。
↑「スズキと茄子のコンフィ重ね蒸し焼きバジリコ風味」見た目と味とのギャップが面白い。ギリシャのムサカを彷彿とさせるがスズキのすり身がなんとも繊細。トマトソースは複雑かつ、素材の旨みが前面に出る。豊かな一皿だ。


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 とても清々しく、微笑ましく、幸せいっぱいな披露宴だった。一点、感銘を受けたのはお手洗いにおいてあった一枚のカード。披露宴の段取りの一つに過ぎないのかもしれないが、とても心温まる思いがした。「平和で楽しい家庭を作りたい」その思いが、言葉ではなく一枚の紙切れから伝わったような気がした。




 夢をありがとう。感動をありがとう。同じ時間を共有できて本当によかった。そして、これからまだまだ人生は長い。二人で知恵を絞り合い、助け合いながら幸せな家庭を築いていって欲しい。なーんて、大きなお世話じゃのう・・。まあ、屁でもこきながらお互いがんばりましょう!

*追記:熱狂的広島カープファンである新郎。この日広島市民球場ではヤクルト相手に19対2と猛打爆発の圧勝。二人のお祝いに、赤ヘルナインが祝砲をあげたと思わずにはいられない、神がかった一日だった。

お幸せに。FELISITASION !


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