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 週刊!赤ヘル編集長 

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2004/8/23〜8/29

 ついに糸がプツンと切れた。泥沼の8連敗だ。思えば8月20日の金曜日、巨人を相手に日付をまたいでの延長戦(広島7−6巨人)で、一週間分の総力を使い果たしたのかもしれない。
 個人的には広島に帰省中であり、地元でのヤクルト戦は多いに期待した。少なくとも勝ち越し、あわよくばAクラス入りへ向けての大躍進を夢見ていたのだが・・・。

日付 ホーム 得点 ロード
24日 ×広島 6-7 ヤクルト
25日 ×広島 0-6 ヤクルト
26日 ×広島 7-13 ヤクルト
27日 阪神 3-2 ×広島
28日 阪神 5-2 ×広島
29日 阪神 17-2 ×広島

6位 0勝6敗  45勝63敗 .417
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 惜敗、惨敗、大敗。さまざまな負けっぷりを見せてくれた。あと一点が取れない。あと一人が抑えられない。そしてズルズルとつるべ打ちに会う。情けなさを通り越して完全に麻痺してしまったといっていい。唯一、嶋やラロッカの個人記録が気になるくらいだ。

 甲子園に行っても状況はちっとも変わらない。いやむしろ、好調だったはずの打線まで湿っぽくなってしまった。嶋が一人気を吐く程度で繋がらない打線。悪循環の極みで惜敗、大敗を繰り返す。

 行き着くところまで来たか、という感もあるがもっと下まで落ちていくかもしれない。しかしもう、上も下もない。原点に戻って白球を追いかけるしか術はないと思う。当然ベンチ・首脳への批判は相次ぐだろうし、敗因分析は徹底されて然るべきだ。どんな大鉈が振り下ろされるか知る由もないが、何があっても私は広島カープを愛し続け、応援する。ただ、それだけのこと。たとえ、3塁の次に4塁ベースができるような事態になっても、私は広島カープを応援し続ける。ただただ、ひたすらに


2004/8/16〜8/22

 残暑厳しい8月の中旬。お盆休みがあけて、球界には一足早く秋風が吹き始めている。しかし、広島カープがここにきて息を吹き返し始めた。たまたま巡り合わせなのか、野球の神様による気まぐれかもしれないが、阪神、横浜、巨人を相手に5連勝を成し遂げた。
 まさに瞬間最大風速。ここ最近は負けることに慣れてしまっていたので、どう喜んでいいのか分からない自分に、少々戸惑う。しかし週末の巨人戦では、思いっきり冷や水を浴びせかけられた。

日付 ホーム 得点 ロード
17日 横浜 中止 広島
18日 横浜 3-5 ○広島
19日 横浜 5-12 ○広島
20日 ○広島 7-6 巨人
21日 ×広島 6-13 巨人
22日 ×広島 4-5 巨人

6位 3勝2敗  45勝57敗 .441
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 4番、ラロッカ。前半戦は3番を任されて自由奔放に打ちまくり、一時は2冠という大活躍。その実績を買われて4番に座ったが、見えないプレッシャーからか大ブレーキ。打率も3割少しまで下降してしまった。明るい笑顔が気持ちいいラロッカ選手に、暗く落ち込む表情はまったく似合わない。

 19日の横浜戦は、凄まじい大逆転劇が繰り広げられた。4−2とリードされた終盤8回、もう後がないところで前田が、シーツが打ってくれた。そしてラロッカもタイムリーと起死回生の満塁弾の1イニング5打点で、打線爆発を印象付けた。ようやく、ラロッカ本来のバッティングが見られはじめた。

 すごい試合はさらに続く。広島に巨人を迎えての3連戦、初戦はなんと5時間42分もの熱闘を演じた。逆転されながらも追いつき、最後はサヨナラという壮絶な試合。どんな強いアルコールよりも人を酔わせる、凄まじい試合だった。

 しかし、これで精根尽きたのか、続く2、3戦を落として今季の巨人戦負け越しが決定。春先の3連勝の頃に「今年は巨人をカモにするのか?」などと淡い期待を抱いた自らの浅はかさを嘆いた。特に残念なのは第3戦。野球そっちのけで花火に興じていたところ、居ても立ってもいられずに9回からスクランブル観戦。森笠の2ベースで俄然球場はヒートアップしたがあと一本が出ず、惜敗。

それでも、楽しかったし嬉しかった。広島市民球場のスタンドの雰囲気が。よく関東のファンからは「広島の地元のファンは冷たい」なんて言われるがどっこい、愛着心は人一倍強いはず。都市の規模、人口からいってもそう簡単に3万人のスタンドが埋まる環境ではない。それでも必死に、明るく楽しく応援するスタンドのファンを見て心打たれる思いがした。「やっぱりカープは広島のもんよ。」宮島や海田など、広島市との合併に関しては難色を示したが、広島カープは広島の、広島人みんなの誇りなのである。

まだまだ、これから。頑張れ、カープ!


2004/8/9〜8/15

 火曜日はいつも負けという状態がなんと6月1日以来ずっと続いていた。道理で週初めからどんよりとした気分になるわけだ。たかが野球チームの勝敗だとはいえ、心魂ともに広島カープに捧げている私にとっては、決して穏やかなことではない。
 そんな記録がようやく打破された。奇しくも打ちも打ったり24安打、15点を奪っての快勝である。選手たちにも意識があったのかもしれない。

日付 ホーム 得点 ロード
10日 ヤクルト 5-15 ○広島
11日 ヤクルト 4-2 ×広島
12日 ヤクルト 4-3 ×広島
13日 阪神 5-1 ×広島
14日 阪神 4-8 ○広島
15日 阪神 3-6 ○広島

6位 3勝3敗  42勝55敗 .433
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 しかし、やはり打線は水物なのか・・・。次の日は好投の広池に援護なく敗れ、今やエース格のベイルも一発に泣いた。打線もソロホームランばかりの淡白なものだった。五十嵐良太の剛速球に手も足も出ない。投手力の差をまざまざと見せ付けられた格好だ。

 大阪ドームに場所を移しての阪神戦。初戦は佐々岡で落としてしまう。阪神・井川の前に2安打では手の打ちようがない。またまたカードの初戦を落とすという悪循環にはまり、ずるずる行くかと思われた。

 しかし、ようやく打線が息を吹き返す。続く第2戦は河内が苦しみながらも中盤まで試合を作り、打線の奮起を待った。6回表、それまでたまったマグマが噴出するように、連打を浴びせた。森笠、尾形ら若ゴイが跳ねれば、緒方、野村らベテラン勢もだまってはいない。自らのバットで後輩たちに何かを示そうとしている。

 第三戦の先発は永川。ベンチの奇襲かと思われたが、二年目のジンクスにあえぐ永川にはこれくらいのショック療法がいいのかもしれない。先制を浴びながらもなんとか試合を作り、連夜の逆転へと繋げた。このあたり、打線の底力は本物と見ていいだろう。明らかに集中力が漲っている。

 ただ不安なのは、リリーフ大竹の起用法だ。連夜の2イニング登板、これはもうスクランブルではなくて規定路線なのだろうか?そりゃあ、鉄腕・稲尾などの時代に比べれば今の選手は恵まれているし、出来ないことはないのかもしれない。しかし、今やスポーツも科学の時代。21歳の大竹がこれからもっと大きく、羽ばたけるような育成を望みたい。今日の勝利も大切だが、その先の広島カープの黄金期を、ファンは心待ちにしている。


2004/8/2〜8/8

 連敗は止まらず、今季最多の7連敗で借金は13へと膨らんだ。セリーグがくっきりと3つの階層に分かれたようだ。中日が頭一つ抜けていてそれを追う巨人の首位争い。そしてヤクルトと阪神の5割付近をさまよう、Aクラス争い。最後に昨年と同じ顔ぶれの、横浜と広島による最下位争い。両チームとも打線のチームでもあり、ノーガードの打ち合いが続いている。

日付 ホーム 得点 ロード
3日 ×広島 1-4 阪神
4日 広島 中止 阪神
5日 ×広島 3-4 阪神
6日 ×広島 5-9 中日
7日 ○広島 9-0 中日
8日 ×広島 4-6 中日

6位 1勝4敗  39勝52敗 .435
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 阪神3連戦では実力の差をまざまざと見せ付けられた。まず初戦、アテネへ向けて弾みをつけたいエース黒田が、8回まで渾身のピッチングで0点に抑える。打線は石原のソロという、虎の子ならぬ、鯉の稚魚一本だけ。これで完封すればエース黒田への信頼が高まるというものだが、そんなカープファンの思惑通りに動くほど、阪神は弱いチームではなかった。チャンスを作り、確実にものにしていく。ベンチで人目も憚らず涙を見せる黒田の気持ちを推し量るのは容易ではないが、その悔しさ、やるせなさはナインはもちろん、遠く外野で声を張り上げるカープファンにも少なからず伝わってきたはず。

 第三戦は逆にこちらが逆転できそうな流れの中、終盤を迎えた。じわじわと追い上げて一点差で迎えた最終回。しかし守護神ウィリアムスの前に三振、投ゴロ、三振とあっさり三者凡退。今の広島を負けから救うのは降雨しかない、というなんとも情けない状態に、思わず天を仰ぐ。

 続く中日戦の初戦にも負けて、これで7連敗。たがが外れたように、借金ロードをここまで転がり落ちてきた。もう、これ以上悪くなることはあるまい、と開き直るしかないのだろうか。幸い、若ゴイが水を得てピチピチと跳ねている。何かをきっかけにチームの勢いは大きく変わるもの。5月までの広島カープを思うと、今の惨状はとても受容できない。焼けぼっくいに火が付くような戦いを、残りの試合に望みたい。


2004/7/26〜8/1

 泥沼の4連敗。また同一カード3連敗というのも、6月の阪神戦以来実に1ヵ月ぶりだ。その間1勝2敗ペースでお茶を濁してきたがついに、3連敗の憂き目にあってしまった。お相手はしかも、読売巨人軍@東京ドームだ。TVでまざまざと、その無様な試合内容を見せ付けられ、精神的拷問に近いものがあった。結局、球宴明けの長期ロードは3勝9敗と大きく負け越し。8月を前に自力優勝も消えるという、ショッキングな一週間だった。

日付 ホーム 得点 ロード
27日 巨人 5-4 ×広島
28日 巨人 13-3 ×広島
29日 巨人 6-4 ×広島
30日 ×広島 6-10 横浜
31日 広島 中止 横浜
1日 広島 中止 横浜

6位 0勝4敗  38勝48敗 .442
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 東京ドーム緒戦。初回から赤ヘル打線が巨人先発・工藤を捉え、打線爆発。緒方の先制アーチ、前田の2ラン、新井の左中間へ突き刺さる大きなソロで4点を先制。それまで4カードすべて緒戦を落としていただけに、この3連戦にかける意気込みが伝わってきた。「よっしゃ、3連勝じゃ!」この初回の攻撃だけでそう確信したが、まさに早合点だったようだ。
 後が続かない。攻めも守りもちぐはぐだ。ベンチとしては計算どおりの継投も、結果が出なければ無策、失策と非難される。もちろん選手は一生懸命やっている。誰もが勝ちたいと思っているし、自分の最高のプレーを常に見せよう、そう思ってる選手だけが、プロ野球のフィールドに立っているはず。
 第2戦は、「もう好きにしてください」といった、まさにまな板の上の鯉状態。ボールを投げればあっさりとスタンドまで運ばれ、バットを振ればむなしく空を切るか、ポップフライを打ち上げる。試合が成立する5回を待たずに、勝負は決していた。そしてそのまま、淡々と3戦目も力負け。
 ついでに横浜にも負けて、これでいよいよ借金の桁が一つ増えて10に。ダントツの最下位だ。しかし、8連勝したヤクルトの例もある。まだまだあきらめるわけには、いかない。球界再編問題などにわかにきな臭くなってきたが、ここは腰をすえて広島カープを応援していきたい。信じるものは、救われる?のだろうか。



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