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球春!大田スタジアム
                                               2004/3/28
両翼97M、センター122Mで、3200人収容。1994年に完成。
 
 プロ野球パ・リーグでは公式戦が開幕したというのに、私はオープン戦最終日のヤクルトVS広島を見にここ大田スタジアムへと足を運んだ。平和島に造られた都会のオアシス、大田スタジアム。こじんまりとしていたがとても綺麗な球場だ。全面人工芝で電光掲示板まで備えてある。ただ、さすがに収容人数はあまりなさそうだ。
 京浜・大森海岸から歩くこと20分。殺風景な倉庫街を抜けて橋をわたると見えてきた。



 入場料は、2000円。ちょっと高い。意外にも球場はファンであふれかえっていた。広島ファンが6割ほどだろうか。郷土愛が強いようだ。先発ピッチャーは、ヤクルトがマウンスで広島もデイビーというともに外国人の立ち上がり。最終戦ということもありほぼベストメンバーといっていいだろう。
 私はネット裏最上段に陣取り、選手達を観察した。トップバッターの木村(拓)は体が切れていたし、前田の調子も上々だろう。期待のホープ嶋も非凡なものを見せていたが、少し左投手の変化球を苦にするようである。キャッチャーは石原。課題の打撃面で成長すればいよいよ正捕手か。
 3番に入ったのは新外国人ラロッカ。ディアスをスマートにしたようなフォームだ。ヒット性の当りを一本、宮本の攻守に阻まれた。
素振りをくれる前田智則。相変わらずの柔らかいバット・コントロールだ。
デイビーの投球 左翼へHR岩村 山本監督

レフトへ豪快な一発を放った栗原。最終回はヤクルト・五十嵐亮太、広島・永川勝浩の両ストッパーが競演。150km近い速球に観客が沸いた。
 注目したいのは、フル出場した栗原だ。2−3とフルカウントから河端の放った高めのスライダーを豪快にレフト場外へ。振ったところにボールが来た、といってもいいくらいドンピシャで、木製のバットの乾いた音が球場に響いた。
 途中出場の朝山もタイムリーで2打点。広瀬や尾形、森笠、岡上たちも存在をアピールした。結局見れなかったのは緒方と新井。開幕には万全を期して欲しいところ。町田もDHで気を吐いた。レフトスタンドには「未来へ向けて!頑張れ町田」とあったが、正直、もう先は見えてるのだから、今頑張って欲しいところである。

 結果的には4対3で勝利した。両チームともに引き締まった、好ゲームだった。広島としてはデイビー、ベイル両投手ともに先発の目処が立ちそうだし、永川は仕上がりも順調で、あとは開幕に向けて気持ちを高めていって欲しい。
 打線のほうは、パンチ力不足は否めないが、栗原、朝山、嶋らの成長著しくこれに新井や外国人選手、さらにベテランが結果を残しさえすれば、大化けする可能性もある。機動力を中心としたソツのない野球−元来広島カープがもっとも得意としていた野球ができるのではないだろうか。「東出、何やっとるんだ!」といった大下氏のぼやきが、シーズン中どのくらい出てくるか興味は尽きない。
 毎年、この時期になると期待に胸を膨らませる野球ファン。今年も巨人、阪神が話題の中心をさらうことだろう。しかしながら、機は熟しつつある。赤ヘルの黄金時代を告げる鐘の音は、すぐそこまで近づいているのだ。
ナインたちをハイタッチで迎える
選手入場口に集まるファンたち。


   宮島さんの、神主が〜おみくじ引いて、申すには〜
   今日〜っもカープが勝〜ち勝〜ち勝っち勝ち♪




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