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鎧袖一触!千葉マリンスタジアム
                                            04/5/30
 
  
ジーンズだったり、短パンだったりと非常にカジュアルな格好。ちゃんとグローブは持ってるのだろうか。

 3度目の正直とは、よく言ったものだ。今シーズン公式戦の観戦は3度目。これまでは惜敗、惨敗と辛酸を舐めていた。
 今日こそは、の信念を持って東京駅から京葉線への長い通路を歩く。心の中ではコンバットマーチが鳴り響いていた。そしてもちろん、宮島さんの神主も反芻していた。
 海浜幕張より徒歩で向かう。ここに来たのは3回目だが、なんとも異質な空間だ。未来都市というか、非常にモダンな印象。また途中、古田選手や前田選手とすれ違う。球団財政も苦しいのだろう。選手も徒歩で球場に向かっていた。そして新井選手はなぜか痩せていた。(注:もちろんフィクションです)
 
  
いつになく賑やかなレフトスタンド。一体感がある。 野球といえば、コレ。マリン特製のエビスビールは¥600。 大先輩の山崎隆造・三塁コーチ。
  
今日もラロッカは調子がいい。タメが出来ている。 じっと相手投手を見据える武士・前田。 スタイリッシュな4番打者、シーツ先生。

 今日もレフトスタンドは真っ赤に揺れる。千葉マリンは初めて来たがきれいな球場だ。神宮を二周り広くしたような印象。また風が強いと思っていたが、それは上空だけ。観客席は空気が滞留し非常に蒸し暑い。西日も差し込んで思いっきり日焼けしてしまった。
 
 先発は河内と石堂。そう、ちょうど一週間前の圧勝時と同じだ。初回いきなり嶋・ラロッカの連打でチャンスを作る。前田がきっちりと犠飛を打ち上げ先制。河内はボールの切れはまずまずで要所を締めるピッチング。ただ中盤からボール球が先行し、四球を出してはピンチを招くという悪循環に陥った。見かねた山本監督は5回で交代させるという思い切った采配。結果的にはこれが吉と出た。
 
   
慣れないマウンドに戸惑いがあるのだろうか。 石原の構えも様になってきた。呼び込むような形だ。 ラミレスは怖い。どこに投げても打たれそうだ。
  
ボールを見極める嶋。決してフォームを崩されない。 高々と打ち上げるラロッカ。乾いた音だけが響いた。 打席に向かう栗原。よっしゃ、打ったるで。と気合を入れたに違いない。
 
 1点取れば1点取られる、というなんとも緊迫した試合展開で6回まで進み、4−3と辛うじて広島がリード。7回表、ジェット風船が解き放たれたその直後打線が爆発する。特に石原からシーツまでの6連打は凄まじかった。プロの集中力とはこういうものなのだろう。汗をかきながらも鳥肌が立った瞬間だ。
 中でも嶋はすごかった。まるでボールがバットに吸い寄せられるかのようだ。バットを振れば野手のいないところに飛んでいく。なんと5打数5安打。最終回には惜しくも打席が回らなかったが、実は前回横浜で観戦したときは5打数4安打だっただけにうれしかった。
 
  
ガンちゃんこと岩村。四国対決では天野に軍配が上がった。 連打に酔いしれるレフトスタンド。総立ちで万歳三唱だ。 ベンチまで競争。ヨーイ、ドン!
  
昨日飲み過ぎたんじゃろ?ほどほどにしとけぇよ。 色とりどりのジェット風船。 大空高く舞い上がる。

 強い逆風だったマリンスタジアム。3本ほどホームランを損してしまった。前田、栗原、緒方の3人だ。あとはリリーフピッチャーがよかった。玉木が戻ってきたし、天野も絶好調。澤崎もまずまず。またバントをきっちりと成功させていたのは素晴らしい。ついでに言及すると、犠牲フライあり、走塁死も二つあり、相手のエラーはゼロということで広島カープのチーム打率は急上昇だろう。個人記録的に文句のない結果だった。
 
  
一打席に勝負をかける仕事人・浅井。 しばしのドライブを楽しむ玉木。 打ちも打ったり18安打。
  
韋駄天・森笠もアピールしたいところ。 安芸の大砲・新井貴浩。大歓声の中、フォークで三振に倒れた。 ナイター照明が入った千葉マリン。
  
チームの勝利をみんなで分かち合う。仕事を終えた男達が見せる一瞬の笑顔。 ヒーローインタビューは嶋。何を言ってるかは聞こえない。 自分の野球をするだけです。
 
 やっと勝てた。勝利に沸く広島カープを見ることができた。打線が爆発、投手陣も踏ん張ってのチーム一丸の勝利にしばし酔う。この勢いにのって、もっともっといい試合を見せて欲しい。頼んだぞ、広島カープ!
 


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