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5位の横浜ベイスターズと6位の広島東洋カープ。傍目には興味のない最下位争いに見えるかもしれないが、そのチームのファンにとっては大事な一戦。特に我らが広島カープにとっては、チームリーダー野村の誕生日が昨日の9月19日であり、この日は赤いTシャツを着て応援するという、レッドストームプロジェクト決行の日。スト明け後という一種独特な雰囲気の中、目の前で繰り広げられる野球を楽しみに外野スタンドは熱心なファンで埋まっていった。試合開始前から応援のボルテージも上がりっぱなしだ。
横浜の先発はサイドスローの加藤。初回は小気味いいテンポで投げて広島打線は三者凡退。締まったゲームを予感させた。一方広島の先発は河内。立ち上がりから制球に苦しみ、1、2番を歩かせてしまう。その後ストライクを取りに行ったボールを佐伯に痛打され先制点を献上。その後もランナーを溜めては内川、相川と下位打線にもタイムリーを許し、気がつくと9番ピッチャー加藤まで回っていた。初回からあっという間の5失点。はやくもゲームが壊れたかと思った。 しかし2回表、すぐさま打線が反撃に出る。ラロッカのガッツ溢れる2塁打を足がかりに野村がタイムリーで一点を返した。この野村の打席でレフトスタンドからは「ハッピーバースデー、ノムラ〜♪」というトランペット、声援が聞こえた。これには正直鳥肌が立ったし、目頭が熱くなった。そしてこんなファンの粋な計らいに結果で応える野村もすごい。さらに石原が繋いで9番河内のところだったが、今日の山本監督は打つ手が早かった。すかさず代打・浅井を送り、初球を見事にライトスタンドへ放り込む。3ランで一気に5−4、一点差とした。
3回表にはまたラロッカの2塁打と森笠のタイムリーで、ついに5−5の同点に追いつく。しかしレフトスタンドが盛り上がったのはここまで。3回裏には久々の登板の長谷川が横浜打線につかまりつるべ打ちを喰らう。長短打を組み合わされて、効率よく6点を奪われた。 今日はホームランは一本も打たれていない。そういえば前回(7/17)は7本の本塁打を浴びて大敗していたが、今日はある意味好対照な負け方。右に打っても左に打っても野手の間を抜けたり、頭上に飛んだりするのだ。もうお手上げである。 結局4回以降は両チームの投手が踏ん張り小康状態に。広島カープも広池、佐竹ら両左腕がいいピッチングを見せた。その他目立ったところは、浅井の猛打賞とラロッカの好調な打撃。木村拓也も最後にダイビングキャッチを成功させ、ファンを沸かせた。嶋の4打数0安打が非常に心苦しいところだが・・。しかしとにかく、野球が見られて良かった。やはりプロ野球選手は、野球をやっている時の姿が一番輝いている。今は将来のプロ野球のあり方を巡って、経営陣と対立しストという手段に訴えているが、私は選手会を全面的に支持したい。素晴らしい日本プロ野球の灯を決して消さないためにも、ファンとしてできること−−球場に来て選手を応援する−−をしていきたいと思う。 横浜スタジアム ![]() |
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