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オープン戦はじまる 2月26日、いよいよプロ野球オープン戦が始まった。新加入の楽天イーグルスや合併球団のオリックス・バファローズなど、今年も話題には事欠かない。特に今年からはセ・パ交流戦が導入されるだけに、リーグは違えど俄然注目度は高まるというもの。 そんな、大きな変動期ともいえるプロ野球界にあって、今年の広島カープはどんな戦いを見せてくれるのだろうか。まだオープン戦とはいえ、ベテランの調整具合や新戦力の実力のほどなど、個々の選手の仕上がりは非常に気になるところ。なにかと批判の多い山本采配だが、背水の陣で臨むであろう今シーズンにかける意気込みの、一端でもうかがい知りたいものだ。 打線では一番・遊撃手「尾形」、二番・二塁手「東出」の新・二遊間コンビでオープン戦に臨むという。まだまだ守備の不安は拭いきれず、打撃の弱さも否めないが、溌剌としたプレーでしっかりアピールしてもらいたい。嶋、ラロッカ、前田。実績のあるクリーンナップだが油断は禁物だ。相手チームもさらに研究を重ねてくるだろうし、周囲のプレッシャーも相当なもの。精神面でも十分なケアをして、じっくりと調整して欲しい。とにかく、普通に力を発揮しさえすれば、数字は後からついてくるはずだ。 その他にも新井、森笠、栗原、末永、倉・・・など成長著しい期待の若手も枚挙の暇がない。怪我にだけは気をつけて自らの個性をさらに伸ばし、観客を魅了するようなプレイヤーを目指して頑張って欲しいものだ。 加速する正捕手争い 石原、左手骨折 加療3ヶ月 正捕手へ倉燃えろ 昨年はシーズンを通して安定した成績を残し、名実ともに広島カープの正捕手の座を射止めた石原だが、まさかのアクシデントで開幕絶望となった。強化が叫ばれるセンターラインの要にあって、その衝撃は計り知れないが、石原以上の存在になれるチャンスとして第二の捕手・倉が燃えている。課題の打撃力向上のために休日返上でバットを振るなど「8年目の今季こそは」と期するものがあるのだろう。 数字にはなかなか表れてこないリード力やキャッチ力だが、投手・野手の信頼を勝ち得て「チームの順位」という形で表して欲しい。キャッチャーがしっかりしていないチームでは、とても上位争いなどおぼつかないだろう。 投手王国復活なるか 毎年、開幕前の皮算用と言われているが、今年ほど投手の頭数が揃っているシーズンも珍しいだろう。右ではエース黒田を筆頭にベテラン佐々岡、成長著しい大竹、小山田に復活した長谷川。左には未完の大器・河内にベテラン高橋、広池、ベイルがいる。絶対的な中継ぎや抑えはまだ未知数ながら、個性的で高い能力を持った投手は揃っている。あとはそれらをどう活用し、能力を引き出すかだろう。軍神のような風貌の阿仁屋宗八ピッチングコーチには、カリスマ的な役割を期待したいところだ。 |