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2005年シーズンへ向けて
                                       広島カープ公式サイトへ

                                          05/01/30

ファンあっての広島東洋カープ

 2年連続で観客数が100万人を割ってしまった、広島市民球場。要因は様々だろうが、なんといっても、広島カープの不甲斐ない戦いがその最大の原因だろう。カープが弱いから球場まで観に行かない、球場にお客さんが来ないから、カープの選手にもハリが出ない。悪循環に陥っていた。

 じゃあカープが強くなりさえすればいいか、というと、そう単純なものでもない。今や野球以外に娯楽は山ほどある。スポーツ、音楽、芸能などなど、それぞれに「魅力あるコンテンツ」として磨きをかけているのだ。そこにはマーケティング的な発想が欠かせない。良いものを作れば売れる、というわけではなく、いいものを、どうすれば売れるか、またどこに売るべきか、などの仕組みを考えていかなければならない。

 その意味で大歓迎な動きが、球団サイドから提案されるようになってきた。沖縄キャンプの模様をウェブサイトで中継する(HPでキャンプ中継、球界初・・中国新聞)、というもので、全国の広島カープファンに向けて選手の生の表情を伝えるものだ。「見られている」という感覚が選手の意識を変え、普段は見ることのできない選手の表情に、ファンはより思い入れを強くする。インターネットを駆使するチームは楽天やソフトバンクのような、IT企業だけではない。アイデアとセンスがあれば、どんなチームでも面白く、魅力的に見せることが出来るはず。

 「地元だから」「昔からそうだから」といった馴れ合いではない、シビアな球団とファンの連携が進めば、きっと強いチームになるはずだ。



捲土重来を期すベテランたち

前田、合同自主トレに合流 下半身鍛え軽快さ(中国新聞1/22)
帰国の野村、大野に合流(1/25)

 自身初の海外自主トレを敢行した前田智徳。言葉は少ないが確かな手ごたえを感じて広島に戻ってきたようだ。一年間好調を維持するための身体作りに主眼が置かれ、走りこみやダッシュなどに没頭。付き添った後藤トレーナーも大成果に満足顔だ。また米国アリゾナに単身乗り込んでいた野村も帰国。下半身を重点的に鍛え、1塁へのコンバートにも不安を見せず、今期中の2000本安打達成へ向けて気持ちを新たにした。

ベテランに触発されてか、伸張著しい若手ももう一度原点に戻って泥まみれになっている。昨年ブレイクした嶋も自分を見失うことなく堂々とした調整ぶり。栗原、永川、広瀬、福井らもくすぶっている場合ではない。それぞれにしっかりと自分を見つめ、調整に余念がない。「今年こそ」という期する気持ちは、全ナインが共有していなければならない。



2005年シーズンに向けて

 これまでのところ、大きな故障者もなく順調に推移している、広島カープ。今年は機動力野球の復活を掲げて、いわゆる「飛ばないボール」の採用にも踏み切ったようだ(中国新聞1/27)。ホームランが乱れ飛ぶ打撃戦も見ていて面白いが、一点を争うハラハラドキドキとした展開は手に汗を握る。「ボールをしっかり打つということに変わりはないから、あまり関係ない」という嶋の言葉は頼もしい限りだ。

 ボールが飛ばないのなら、確実にヒットしていかなければならない。また一打逆転に望みを託すよりも、ソツのない野球でダイヤモンドを駆け巡っていかなければ、点は取れないはず。投手陣の心理状態への影響も計り知れないし、昨年とはガラッとチームカラーが変わるかもしれない。とにかく、栄光の広島野球復活を望むばかりだ。

 また今シーズンからコンビニ店頭やインターネットでのチケット販売を始めるという(中国新聞1/28)。今までやっていなかったのが遅いぐらいだが、大きく利便性が向上することだろう。私も積極的に球場に足を運び、カープを応援し、その戦いざまを瞼に焼き付けたいと思う。「テレビで見れるけえ」「周りもみんなカープファンじゃし」ではなく、積極的に広島カープのファンとしての責務を果たせれば、と思う。

だって、広島カープが好きじゃけえ・・!



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