●手打そば「中むら」@与野本町

少し肌寒い土曜日の昼、コートを着込んで近所のお蕎麦屋さん「中むら」へ。蔵造り風の歴史を感じさせる建物は、宿場町として栄えた与野・本町通りの往時を偲ばせてくれる。
300円くらいから板わさや穴子天などがあり、酒も十四代のほか明鏡止水、東一と渋い品ぞろえ。一杯やりたい気持ちをこらえながら鴨せいろ・大盛りを注文した。つけ汁から立ち上る湯気に眼鏡が曇る。

蕎麦は黒みがかった太打ちの田舎風、多少不揃いなところが素朴で温かい。噛むと歯を包み込むような充実した食感で、野趣あふれる鴨つけ汁にもドンぴしゃり。
鴨の旨みとネギの甘みが優しく調和したつけ汁を、最後は蕎麦湯で割っていただく。身体の芯からポカポカと温まる、幸せな休日の午後。
TB先ブログ:Seidooo「中むら」