●金井醸造場のキャネー・ロゼ2006

フランスのヌーヴォーを一通り楽しんだあとは国産の新酒を。自然本来の力を生かす農法を実践する小さな作り手、金井醸造場のロゼワイン。“巨峰にマスカットベリーA、それとブラッククィーンをブレンドした軽めですっきりとしたスウィートワイン”という説明書きに、正直一抹の不安を覚えないわけでもない。観光客向けの甘口ワインが脳裏に浮かんだからだ。
しかしワインを口に含んだ瞬間、それは杞憂であることに気付かされる。多少フォクシーフレイバーが気になるもののあくまでピュアで清廉とした香り。味わいも最初甘みが広がるがサラッとしていて、苦味や酸味もバランスよく複雑な印象。身体に染み込むような感覚がなんとも心地よい。
山梨産ブドウにこだわり、葡萄栽培からワイン醸造・販売まで家族で取り組む金井醸造場のワイン。ほかにもいろいろ試してみたい。
埼玉県北西部にある日帰り温泉


1階はすべてカウンター席で厨房をぐるりと取り囲むようになっている。テーブルもガラスもピカピカでモダンな内装だが、自慢の煮込みは年季の入ったこげ茶色。青々しいネギがよく映える。



心地よい秋晴れのなか北与野駅の近くにある


生ビールはヱビス、冷奴とイカ焼きととんぺい焼きを肴にいただく。豚肉の下にたっぷりのネギが配されたとんぺい焼きはボリュームも十分、熱々のうちに頬張った。