●築地・あんこう高はしへ

築地の場内市場にてお昼ご飯を食べるとなるとつい足が向くのが“あんこう高はし”。決して安い定食屋ではないが、手間のかかった旬の魚料理が食べられる貴重なお店。
写真は刺身定食、戻りガツオとワラサとマグロブツが彩りよく配されている。適度に脂が乗っていながら身はキュッと引き締まり充実した噛み応え。添えられた里芋の煮っ転がしや胡瓜の漬物が、またいい塩梅なのだ。

五日も経たないうちに再び“あんこう高はし”へ。今回は名物「あなご丼」を注文、箸を入れるとスッとほぐれる白焼きからは芳しい香りがほんのり漂う。脂感を拭ってくれるキレのよいサッパリとしたタレはご飯にしっくりと寄り添う。
押し付けがましいタレの甘みは一切なし。穴子のおいしさを全身で感じられるような、細かい気配りのなされた丼を持つと箸の動きも軽快だ。笑顔のまま瞬く間に胃袋へ放り込んだ。ごちそうさま・・。