●牛肉飯@味芳斎(みほうさい)・芝大門

軽い二日酔いのまま迎えた月曜日のお昼、心身ともにシャキッとさせるため芝大門にある中国薬膳料理「味芳斎」を訪れた。まだ12時前だったが店内はごった返しており熱気ムンムン、あちこちから「ゴホッ」とむせ返すような声が聞こえてくる。
ここの名物は「牛肉飯」とよばれるもので、ご飯の上に牛ほほ肉とシャンツァイ、モヤシ、人参などがどっさりと載っている。牛肉の合間からは赤唐辛子や八角や鷹のツメ、花椒などのスパイスが顔をのぞかせ、見るだけで汗が噴き出てくる。
スプーンですくって一口パクリ。甘辛く煮込まれた牛ほほ肉は爽やかな香りを撒き散らしながら、口いっぱいに柔らかく広がる。間髪いれずに身体が芯からポカポカと温まり大量の汗が額を伝う。ハンカチをあてがってもすぐにビショビショになってしまうほど。
中国薬膳料理ということでかなり香りが強いのだが、不思議と食後はさっぱりとした印象。スパイスが腸内でビシビシと効いているのか夕方にはまた空腹を覚えるほどで、癖になりそうなお店を知ってしまったようだ。