●うな肝丼@はいばら・築地2号店

どんよりとした梅雨空ながらも夏ということで、築地にある鰻屋「はいばら」を訪れた。個人的には夏バテもなく、相変わらず食欲旺盛なのだがあの蒲焼の匂いはさらに食欲を刺激する。
いただいたのはうな肝丼、1250円。通常のうな丼に肝串が載ったもので、これにお吸い物と大根のお新香がついてくる。
丼のふたを開けるとブワッと甘く香ばしい匂い。ふっくらと炊き上げられたお米は粒もしっかり立ち、充実した噛み応え。タレも程よく浸透しスムーズに箸にひっかかる。
鰻に箸を入れるとサッと柔らかくほぐれ、口に入れるとジンワリと溶けていく。いわゆる関西のようなプリッと弾ける食感ではなく、あくまで関東風の、柔らかくホロリとした食感。口中に広がる脂のコクとタレの旨みを頼りにご飯をグイグイとかきこんだ。
肝にはギュッと苦味が詰まっており、単品だとそのままで酒の肴になりそうなもの。タレの甘みとのコントラストが面白く、一口齧るたびに頬っぺたがビクビクと震えた。
たまには食べてみたい、築地の贅沢ランチ。なかでも肝のほろ苦さは癖になりそうだ。