●オーストリアの自然派白ワイン
グラスに注がれたワインは、黄金色を帯びてキラリと輝きを見せている。グラスを回すと脚が残るくらい粘性があり、艶やかに波打っている。花の蜜のような甘い香りはよく熟したヴィオニエや、貴腐の混じった白ブドウを想起させる。しかしこのワインのブドウ品種はリースリング、ドイツとイタリアに挟まれたオーストラリア産だ。
香りこそ目鼻立ちのしっかりしたワインだが、口に含むと優しい旨みがフワフワと広がる。スマートな酸に心地よい刺激、そしてそれを穏やかな甘みが包み込む繊細な仕上がり。
肴には静岡県産・金目鯛の刺身を。コリッとした食感ながら中心部には程よく脂が乗っており、噛むほどに旨みがひろがる。
温度が上がると果実味の甘みがより強調されてきた。オーストリアの白ワインといっても産地や生産者、作りの哲学等で千差万別だろう。これからもじっくりと注目していきたい。
コメント
Cool site. Thanks.
by: xanax bars | 2007年12月29日 12:44