●サントリー・モルツがリニューアル
第3のビール“ジョッキ生”(注意:音が出ます!)が好調に推移しているサントリーだが、ビールの主力銘柄“モルツ”もこのたびテコ入れを行った。パッケージデザインはワールド・セレクトビアに似た感じで、引き続き天然水・麦芽100%を前面に打ち出している。
さっそく新旧モルツを飲み比べてみた。ともに同じ地域のコンビニで購入したもので、天然水は赤城山水系。日付は旧モルツが1中、新モルツが2下。まったく影響がないといえば嘘になるが、冷蔵ショーケースで保存されており品質のブレは誤差の範囲内といっていいだろう。
まず新モルツ。泡がきめ細かく、ほんのり甘い香り。口に含むときめ細かい密度感があって、優しい甘みも感じられる。そこから徐々に、苦みとともにサラリと流れていく。
一方の旧モルツ、香りはほとんど同じで泡もきめ細かい。しかし甘みはほとんど感じられず、やや単調な苦みと雑みが壁となって、垂直的にストンと落ちていく印象。
微妙な鮮度の違いかもしれないが、濾過をかけた安定供給品にそれほどの差は考えにくい。とすると今度のモルツは、華やかなモルトの甘みと豊かな後味が特徴といえそうだ(あくまで旧モルツに比べて)。プレミアム・モルツともどもサントリーのビール戦略に注目したい。