●WBC、日本が世界一に
松中が走り、川崎が潜り抜け、イチローが這いつくばってもぎとった10得点。WBC決勝戦は日本が10ー6とキューバをくだし、初代世界チャンピオンに輝いた。
一時は準決勝進出も危ぶまれた日本代表・王ジャパン。僅差で進むことができた準決勝では宿敵・韓国を破り、勢いに乗って決勝へ。初回から今江のタイムリーなどで4点を挙げ、試合の主導権を握った。
中盤は息を呑む投手戦が続くなか、徐々にキューバが追い上げる展開。硬くなった日本の守りにも信じられないミスが続出し、ついに一点差で最終回を迎える。
しかし9回表、日本チームが見事な集中打でキューバを突き放す。韓国戦で見事な決勝2ランを放った福留がここでも2点タイムリーを打ち勝負強さを見せた。川崎やイチローや松中の好走塁にも、“スモール・ベースボール”の迫力をみた思いだ。
松坂、渡辺、藤田、大塚と繋いでキューバをねじ伏せた日本代表。制度面についてはいろいろと課題の残るWBCだが、初代チャンピオンという栄光は決して色褪せることはない。素晴らしい感動を与えてくれた日本代表チームに感謝し、そして野球というスポーツをさらに楽しみたいと思う。
個人的には広島カープの新井選手が活躍できなかったことが残念だが・・。この経験を生かして今シーズン、大いに暴れまくって欲しい。