●魚竹@築地
お腹がグゥと鳴ったお昼過ぎ、ちょうど築地にいたので魚を食べに魚竹へ。肩をすぼめて狭いカウンターに滑り込み、わらさ照焼定食を注文。
ほどなくご飯、味噌汁、お新香、そして大根の葉が載ったお盆が運ばれてくる。すかさず、焼き上がったばかりのわらさ照焼がカウンター越しに眼前へ。脂がキラリと光り、醤油色に染まった身がいかにも旨そうだ。
スッと箸を入れるとホロッと身が解け、噛み締めると上品な旨みが静かに広がる。さらに白米も一粒一粒が充実しており、飲み込むのがもったいないほど。
出汁のよく効いた辛口の味噌汁をすすり、また魚をつつき、そして白米で受ける。単純な作業の繰り返しではあるが、噛み締めるたびにささやかな“幸福”を感じられる、至高の連鎖反応だ。