2006年02月28日

●トミーナと吉野家@築地

060228_1.jpgお昼は築地市場内にあるPIZZA&PASTA「トミーナ」にて、季節限定のズワイガニ・カルボナーラをいただいた。カルボナーラというと卵黄と生クリームによるコッテリ感が特徴だが、こちらのパスタはカニのエキスを生かし、トマトペーストと長ネギであっさりと仕上げられている。

麺も程よいゆで加減で芯の通ったアルデンテ。ニンニクは控えめに、軽く黒胡椒を効かせてあるだけで、ズワイガニの豊潤な旨みを存分に楽しめる。軽めなソースでいくらか水気が多かったが、スープの一滴も残さず平らげた。

060228_2.jpgカニエキスに満ちたパスタを楽しんだ後は、牛エキスに満ちた白米を。市場内のすぐ近くにある吉野家にて牛丼・並をいただいた。

肉に弾力があり、脂肪分はコリッとしている。甘辛いタレは柔らかく染み込み、肉の甘みと複雑に絡み合う。箸を持つ右手もペースアップ、小刻みに牛丼を口へと運びこみ、至福のときを噛み締めた。

「お酒・ドリンク」人気ブログランキングに投票する

2006年02月27日

●懐かしいボルドーの赤ワイン

060227_1.jpgそんなに疲れたわけでもなく、無難に過ごした月曜日。そんな夜に開けたワインは普通のボルドーACの赤。福袋に入っていた1000円未満のもので、作り手も定かではない、ただただボルドー地域と書かれた赤ワイン。

毒にも薬にもならないワインの薀蓄に照らし合わせると、この手のボルドーACには見向きもしないというのが定石だろう。やや薄めのルビー色で、香りはピーマンなどの青野菜系。飲むとサラッと消えていくような影の薄いワインには、凝縮度や奥深さを求めるワイン愛好家たちを満足させる要素は見当たらない。

しかし、これが予想以上に腹に染み渡る。どこか懐かしい響きをともなって、じんわりと染み入ってくるのだ。歳をとるにつれ薄味の漬物とご飯だけで事足りるという、あの感覚に近いのかもしれない。

ワインに対する嗜好も時とともに変化していくもの。その一瞬の感情や驚きを大切に、これからもワインとの一期一会を楽しんでいきたい。

「お酒・ドリンク」人気ブログランキングに投票する

2006年02月26日

●大宮の中華「芳味園」

060226_3.jpg久しぶりに三橋にある「湯けむり横丁」へ。サウナで汗をかき、温泉に浸かることおよそ90分。すっかり脱水状態になったところで牛若丸に向かい、生ビール2杯を貪るように飲み干した。肴にはカツオの叩きや赤なまこ、もずく酢にカキフライなど。特にこのカキフライ、2~3個の牡蠣が半生のまま薄い衣に包まれた非常に大きなもので、クリーミーな旨さが印象的だった。

060226_1.jpgそれから、大宮にある中華料理「芳味園」へ。街の風景に溶け込む昔からある中華屋さんだ。根強いファンが多いのだろう、夜のみの営業ながらいつも腹を空かせた大人たちで賑わっている。

お通し代わりにモルツの瓶ビールをいただき、まずはキャベツともつの味噌炒めを。ゆうに三人前はあるかというボリュームで、甘いキャベツとモツが味噌で絡められて、ふっくらとした美味しさを漂わせている。

060226_2.jpgお目当てだったのは名物のチャーハン。必要以上に濃すぎることはなく、玉子とベーコンとネギでサッパリとまとめられている。一粒一粒がしっかりと立ちながら、全体には上手く空気を含んだ豊潤な仕上がり。

普通ご飯ものを食べると酒を受け付けないものだが、これはご飯ものというよりも小気味いい食感のリゾット的な感覚。少量口に含んではクイッとビールを煽り、刹那的な週末の夜を楽しんだ。

「お酒・ドリンク」人気ブログランキングに投票する

●さいたま屋@浦和

060225_1.jpgよく晴れた週末の、お昼より少し前。浦和駅で途中下車して「さいたま屋」へ向かった。大勝軒系の味を受け継ぎながら独自の進化を遂げたという、つけ麺を食べるために。

味玉つけめん750円。スープはゲンコツ・鶏ガラなど動物系のダシに煮干し・サバ節等の魚介系のダシを合わせた滋味深いWスープ。酸や甘みが突出することなく、飲みこんだ後に深い満足感を覚える。

060225_2.jpg自家製麺はモッチリとした食感の丸太ストレート。カンスイ少なめで生の全卵を使って打っているらしく、粉はかちどき製粉のものらしい。スープを弾くことなくよく吸い込み、しかしフニャッとはしない適度な芯の強さ。つけ麺のスープの旨さを最大限に味わえる自家製麺だ。

厚みがあり中はホロホロ、豚バラ肉を柔らかく煮込んだチャーシューも絶品。面白かったのは揚げ唐辛子で、少量で大きく味のバランスを変えてしまうがグッと辛みとコクが増した。最後スープ割りをする前に入れるといいかもしれない。

今度はぜひラーメンも食べてみたい。

「お酒・ドリンク」人気ブログランキングに投票する

2006年02月25日

●島根の食材とワイン

060223_1.jpg銀座「ぺるしぃ」にて島根県の食材とワインを楽しむ会に参加した。卓上にズラリと並ぶワインの中から、まずは鳥取・北条ワインの白を。

カウンターには旨そうな肴たち。程よい塩加減のしったかやベーコンに竹輪、隠岐ワカメに赤なまこなどなど。奥出雲ワインのシャルドネにもよく合う。

この他にはオーストラリアやイタリアなど様々な地域のワインが集まり、またサーベルカットによるシャンパンも振舞われ会は大盛況。さらに隠岐牛や岩牡蠣、大和しじみなどが供されお腹も大満足のワイン会となった。境港直送のカレイやアジなど魚介類も豊富、今度はじっくりと島根県を訪ねてみたい。

「お酒・ドリンク」人気ブログランキングに投票する

2006年02月22日

●サントリー・ジョッキ生

060222_1.jpg依然活況を呈する“第3のビール”。サントリーの新商品「ジョッキ生」が発売となり、さっそく入手し実際にジョッキに注いで飲んでみる。フワッと甘い、直截的なコーンの香りが特徴的。

飲んでみるとビールとは程遠い香味ながら、スッキリとした感覚は上手く表現されている。ネーミングやボトルデザインからはキリン「のどごし生」を強く意識したものと思われるが、味覚表現はむしろ対照的。清涼飲料に近い、程よい甘みを持った爽快感へと軸足を移している。

春から夏に向けて話題をさらう、ビール系飲料のシェア争い。税制改革論議にも揺れる不安定な市場だが、各社の取り組みに今後とも注視していきたい。

「お酒・ドリンク」人気ブログランキングに投票する

2006年02月21日

●2004年のボージョレ・ヌーヴォー

060221_1.jpg薄っすら濁りのある明るいルビー色。スミレの花やバナナ、少し閉じこもった還元香も。ボージョレ・ヌーヴォーらしい輪郭は留めているもののヴィンテージは2004年、一年以上の瓶熟成を経たことになる。

口をつけると酸はクルッと丸くなり、果実味の甘さがキュッと引き立つ。ライトではあるが気の抜けたような感じはなく、1本軸の入った印象。並みのヌーヴォーなら数ヶ月でへたるところだがさすがはフレデリック・コサール、これが土地の力、葡萄の力ということか。

04年のリリース直後に飲んだときと比較してみる。抑揚のない落ち着いた広がりはそのままに、さらに甘みが引き出されたような印象を受けた。なにかが突出するのではなく、各要素が均一に歳を重ねたかのようだ。

お祭り騒ぎだけではもったいない。ボージョレの奥深さを示唆してくれた1本。

「お酒・ドリンク」人気ブログランキングに投票する