●ヤムチャオ@北与野
北与野にあるヤムチャオを訪れた。以前にビストロ・ヤムチャオに行ったことがあるものの、昨年末にシェフが変わり、まったく新しいお店として生まれ変わったようだ。
ドリンクメニューはワインが少々変わった程度で、生ビールを含めキリン色が強い。カペッタのプロセッコにグラシアのピノ・ノワールなどがリストに並ぶ。まずは生ビールを口に含みながらゴボウや山芋など和の素材を用いた前菜盛り合わせに、広島産カキの香草バター焼きを。オリーブオイルがしっかり効いており、日伊の不思議なマリアージュを体感した。
メインには牛フィレ肉のステーキ・ポルチーニソースを。握り拳ほどの厚みがありながら、口に入れるとまるで幼児の手のような柔らかさ。甘みとコクが滲み出たポルチーニソースもよく馴染む、大満足の一皿だ。
最後はアラビアータをスパゲッティで。トマトの酸味と甘みに唐辛子の辛みも程よく絡む、後を引く旨さが心地よい。フォークを持つ手も休まることがなく、瞬時に胃袋に消えていく。
リニューアルによって以前のタパス的な料理は少なくなったが、野菜や肉や魚にイタリアンのエッセンスがしっかり効いた料理は食べていて楽しい。じっくりと通い詰めたいお店だ。