●ブラック・ハイボール・トニック
とかく見た目の派手さを競う量販市場にあって、ブラック・ハイボール・トニックの真っ黒な缶体は逆に新鮮。フルーツを主体とした低アルコール飲料が市場を席捲するなか、回帰的ともいえるウィスキー割りを飲んでみた。
ウィスキーらしく輝く琥珀色を呈しており、香りはほんのりと柑橘系。どこか懐かしい甘い香りは、ハイボールのそれを連想させる。
飲んでみるとアルコールのボリューム感は抑えられながらも、しっかりとしたウイスキーの戻り香が感じられる。程よい炭酸も効いていて後味は軽やか。気軽に楽しむにはちょうどよい甘みも含まれていて、全体にソフトな印象だ。クールで攻撃的なパッケージ・デザインと味とのギャップがおもしろい。
食後の、寝酒の一杯としては重宝しそうな、スローリカー。