●めごちの天ぷら
とらふぐのひれ酒を飲みに、北与野にある旬彩へ。まずは鴨ロース煮で生ビールを流し込み、白子のキモをつつきながら徐々にテンションを高めていく。
一杯目のひれ酒は濃厚で旨みがどっしり。ニシンの塩焼きをアテにチビチビ舐めるうちに、身体もホックリと温まる。
主役を張ったのはめごちの天ぷら。簡単に釣れることから「キス釣りの外道」と下っ端に見られているようだが、その食感はなかなか小気味いい。ふっくらと柔らかく瑞々しい舌触りで、雑味はなくあくまで穏やか。軽く塩を塗してひれ酒をグイと飲むと、わき腹のあたりから呻き声が漏れてくる。
地鶏の塩焼きや煎り銀杏をつまみに、ひれ酒をさらにお代わり。最後は瓶ビールでスッキリと締め、余韻を内臓にしまいこんだ。