●ホルモン丼@きつねや・築地
築地の昼ごはんは早い。まだ11時だったが、この界隈を歩くと腹時計が微妙に狂い始める。まっ茶色に煮えたぎるモツ鍋の匂いに誘われるように、気がつくときつねやの軒先に並んでいた。
築地で行列ができるお店として有名なきつねやだが、さすがに11時だとゆっくり食べることができる。丼一杯のご飯にホルモン汁がどっさりとかけられ、その上にネギがザックリ。ご飯に染み込むこげ茶色のタレは、人としての理性を狂わせるほど魅力的だ。
熱々のホルモン丼をかきこむ幸せ。コンニャクも甘く柔らかく、全体のバランスを図るなど見事な仕事っぷり。ホルモン鍋の脇では牛鍋も妖しく煮えたぎっており、肉豆腐なども気になるところ。しばらく築地詣でが続きそうだ。