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2005年11月12日

●スタンディングバー「マル・maru」@八丁堀

ひっそりとした八丁堀駅界隈にあって、ひときわ目立つのが赤い看板の酒屋。軒先にはお酒や食材がどっさりと積まれ、お店の奥には赤ら顔をした大人たちがたむろしている。立ち飲みで生ハムやチーズ、ワインなどを楽しむスペインのバルスタイルのお店、マルを訪れた。

051110.jpg二回は着席スタイルだが、中央の炭焼場を取り囲むようなカウンターには、肩を寄せ合うようにビッシリと人が並ぶ。大音量のBGMにも負けないくらいの賑やかな笑い声がこだまし、店内はラテンな雰囲気。肉が焼ける匂いやチーズの匂い(香りというより、あえて匂いと表現したい)などがもうもうと立ちこめ、全身から涎が垂れてきそうだ。

圧巻はスペイン・イベリコ豚ロースの炭火焼。厚みがあって柔らかくて、繊維質は細かくて。炭火の香ばしさの後に押し寄せる、ギュッと詰まった甘みにはもうお手上げ。スペインの赤ワイン「コンダド・デ・アサ・ティント」をグイグイ飲(や)りながら、至福のひとときを噛み締めた。

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