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2005年10月25日

●魚介小鍋系ラーメン@六天閣・北与野

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ガツンと鼻孔を刺激する、鯖節や煮干の香り。それでいて突出するわけではなく、追いかけるように動物系のコクが押し寄せてくる。絶妙の塩加減に、程よい濾過具合。自然と顔がほころぶ、真心のこもったラーメンスープ。注文ごとに小鍋で温め直すなど、食べ手の欲望を前倒しで実現してくれる。

JR埼京線「北与野」駅そばにある名代らーめん「六天閣」へ。「うまいラーメンを提供したい。」ラーメンを通じたひたむきな信念を持つ店主には、更なる改良に向けての休む暇はない。生ビールやサワーを注ぎながら頭の中はラーメンのことでいっぱいなのだろう。酔客を丁重にあしらいながら、眼光鋭く丼一杯に精力を込める。

ほどよく縮れて黄色みを帯びた、小麦の風味漂う多加水の麺。それが魚介系のスープに浸かることにより、ホロリと嬉しそうな表情を見せる。

ラーメンマニアにだけ食べさせておくのはもったいない、バランスのとれた魚介系ラーメン。能書きはほどほどに舌と鼻、全身で味わいたい滋味深いラーメンだ。

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