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2005年10月13日

●カツオのたたきとブルゴーニュ

今宵はちょっと奮発、パトリス・リオンのブルゴーニュ・ピノ・ノワールを開けてみた。ヨーロッパが猛暑に襲われた2003年ヴィンテージ、仕上がり具合が気になるところ。

ピュアなラズベリーに、繊細な茶葉の香り。過度に熱を帯びた甘いニュアンスは少なく、いたって自然体だ。酸とタンニンのバランスもよく球形に近い柔らかさ。“酒を飲んだ”という刺激はなく、温かい余韻だけがゆっくりと残る、癒しのアフター。

興味深かったのはカツオのたたきとの組み合せ。脂の乗った戻りガツオということもあるが、スモーキーな赤身の魚は赤ワインにもあわせやすい。タンニンのきつい濃厚タイプだと手を焼くが、ピノ・ノワールの繊細な酸味はこういう時にこそ真価を発揮するのかもしれない。

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